エコ考
新型冷蔵庫やエアコンにはエコポイントが付くと、買換需要の掘り起こし
に、量販店は躍起になっている。確かに、年間で1万円弱程度の電気代
の節約にはなるそうだ。
全家庭とまではいかなくてもかなりの家庭で買換えが進めば、電気使用
総量は減少するので、エコなのかも知れない。
ただ新規に一台の冷蔵庫を作ることが、本当にエコなのかと言う点と、
二酸化炭素そのものを分解するには植物が必要であり、その植物の育成
にどれだけ貢献するのかと言った視点も論じられなければならないと思う。
一方でアマゾンの森林を伐採し、その横でいくら二酸化炭素の削減を叫
んでも説得力がない。花粉症対策で何万本の杉の伐採計画があると聞くが
そういった観点からは全く論じられていない気がする。
環境保護の名の下の環境破壊が往々に実行される国なのだ。もっと様々な
視点から、学者やマスコミの方々はもちろん議員さんたちもお話しいただき、
今何をすべきなのかを決めてもらいたい。
来年は税収より、国の支出が多くなる事が、既に分かっているらしい。
これを聞くと、『何をやってもダメ』と言う諦めの念が湧くが、それこそがダメ
の源だ。支出の源からの出の精査をしっかりしていただき、どうしてもやむを
得ないものについては、潔く対応しましょう。その見極めをしっかりやってほし
い。麻生さんがやるのか、別の方がやるのか分からないけど、このむなしさ
だけを放置しないで、前向きに行きましょう。
意識次第で、ずいぶん5年後、10年後は違うところに行きますよ。
エコと言う言葉に惑わされないで・・・。
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