キリンとサントリーの統合話し
上半期のビール売上で、アサヒを抜き返してキリンが首位に出た
と言うニュースを見たと思ったら、今回の統合話し。
日本のビール売り上げ全体は縮小傾向にある中での、世界的な
アルコール飲料の動向も視野に入れつつ、サントリー側から動いた
気配。今後も草食系男子が増える中で、若者のアルコール離れが
加速すると、上位2社しか生き残れないと言う長期的な展望から、
過去最高益を出した今、統合話を仕掛けた由。
すごい会社だなと感心をした。アルコールと同様、自動車も若者
が関心を示さなくなってきていると言われているが、自動車業界も
同様の動きが広がって行くのであろうか。
中国ではビールのシェアナンバーワンがサントリーなのだそうだ。
文具のコクヨもベトナムで大きな売り上げを上げているとの事。
世界の中で、確たる地位を築きながら、日本の企業は生き残りの
道を模索している。
そんな中で、この国の政治は危機感も共有せずに、お粗末さまで
ございます、という感が大だ。
政治にはこの経済危機だとか暮らしの危機が届かないのだろうか。
コップの中の嵐に無力感を覚える。
今回の都議会議員選挙は、あくまで東京都のお話し。この国のかたち
を変える大きなウネリを作ってほしい。
サントリーさんキリンさん。リスクを見通して、先行して手を打つ姿勢が
格好いいと思います。今日はウーロン茶と生茶を飲んで、2社を讃えたい
と思います。大きくなっても頑張っておいしい飲料を作り続けて下さいネ。
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