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モノの値段

 財・サービスの値段って考えた事がありますか。車1台の購入価格ってどうなんで

しょうか。高級車と呼ばれる車から大衆車と呼ばれるものまでバラバラです。『走る・

運ぶ』と言う基本性能は大差がないと思いますが、乗り心地や内装で随分と差が出

ます。これはその差に価値観を見出す人が居て、造り手もそこを充分に把握しながら

商品開発を行っています。

 それでは『サービス』に関してはいかがでしょうか。基本的には小売業では同じモノ

を売っていますが、スーパーと百貨店、ディスカウントストアではお値段が異なります。

先日百貨店の落日に対しての番組で百貨店の営業マンが、『サービスに自信があり

ます』と語っていましたが、消費者はその違いに価値観を見出せないから百貨店離れ

が進んでいるのでしょう。『サービス』に対する対価を測るのはとても難しい時代になっ

ていると思います。情報の氾濫により消費者の方がむしろ詳しくなっていると言う事実

があり、その中で消費者が対価を支払う対象としてのどう言う『サービス』を求めるの

かと言う事をサービスの提供者は考えなければならない時代が来ているのだと思い

ます。そう言う意味においては、流通革命を提唱したダイエーの中内さんの時代に、

価格決定権が製造メーカーから、問屋機構に、そして小売業者に移って行った訳で

すが、製造メーカーにまた戻ると言う変遷になるのでしょうかね。ただオープン価格

なる制度があるので・・・。考えてしまいますね。中間マージンを極力排して、ネット等

により直接顧客とやりとりすれば、それが最もコストのかからない究極形になる様に

思いますが・・・。ただ倒産品等を扱うディスカウンターにはこの価格は適用されない

から・・・、なかなか難しくなりますね。

 なぜこんな事を考えたのかと言うと、最近ネットでいろいろと買い物をする機会が

あり、それこそ2~3万円程度のものですが、それでも1万円位の差が平気であるの

で、どういう事なんだろう~と考えた訳なのです。都内からの輸送が大半でしたが、

一部は四国や九州からの出荷でした。消費者としてはそれが四国から来ようが、

九州から来ようが困る品ではありませんので、それこそお値段が安い方がウェル

カムなお話です。ただこう言う所で本来の経費分がカバーされないで小売業者同士

が消耗戦を全国レベルで戦っているとするとそれはちょっと困りモノですね。これが

行きすぎると、どんどんと業者さんが淘汰されて行ってしまいます。この微妙な線引

が大切なのでしょうね。

 さて我が不動産業界。民主党政権になり、不動産業界における両手数料の廃止

を掲げております。国交省でおそらくは思案中なのでしょうが、実際問題として、既に

手数料をいただきませんと言う方針でやっている不動産業者が多数ある以上、これ

は経営努力を各不動産業者がやらねばならないお話しと言う事になるのだろうと思

います。そもそも不動産業界における『手数料』の概念があいまいですからね。物件

価格の3%+6万円の消費税・・・と言う事ですが、濡れ手に粟の様なお商売をしておら

れる業者さんもたくさんあります。消費者側から考えますと、上記手数料と言うのは、

合理的ではないですよね。それは手数料無料や、1.5%を歌う広告がたくさんあります

し、実際その広告を見て、不動産業者さんを決めておられる消費者さんもたくさんある

事が証明しています。不動産業者は『サービス業』な訳ですから、その『サービス』が

手数料と対比して妥当だと消費者が思えばいい訳ですが、果たして・・・。

 『濡れ手に粟』かどうかは消費者が判断すべき点ですが、全ての業界において、『財

・サービス』の対価の見直しが進む中で、不動産業界だけが特殊であっていいはずが

ありません。楽して儲ける事が許されなくなっていると思うのです。国交省は日航問題

から始まって道路、建築といろいろと問題が多い中で、なかなか大変だと思いますが、

消費者の為になる制度設計をしっかりとやって欲しいと思います。

 現在当社では、『濡れ手に粟』の様なお仕事はしておりません。個別具体的にお客様

にお聞きになられると良くわかるのですが・・・なかなか本ブログをご覧の方に、直接に

どうぞ・・・と言えないものですからね。ただお付き合いの濃さは自信を持って違うと

言えます。濃いお付き合いが出来るのはお客様の満足度の表れではないでしょうか。

 お客様からの発案で、懇親会を・・・と言うご提案があり、懇親会についても開催する

予定でおります。お客様同士での win-win の輪が出来れば、よりいっそう楽しいと思

います。

 話しがちょっと脱線 しました。先日、銀行で感じた事ですが、『サービス』とは粗品

くばりに非ず。接客担当者のちょっとした一言であるとか・・・。『手数料』が大きい不動産

業界においては、もっともっと切磋琢磨がなければならないと感じます。それほどにダメ

ダメ業者さんが多いです。同業界の人と接していて、キレそうになる事がよくあります。

きっとその方は、お客様にもそんな態度で接しているのでしょう。こんな人が不動産業界

では普通にお仕事が出来ている事が不思議なのです。『サービス』についておそらく一度

として考えた事がない営業君や社長さんがゴマンと居ると思います。こんな人達が不動産

業の信用をせっせと落としているのでしょうね。困ったモンダです。

 『日航』のOBの方々の態度を見て、ムッとしている方も多いはず。サービス業のかけら

も見えない態度で、税金投入が当たり前だと思っている。世の中の大半が中小企業で

あり、賞与どころか毎月の賃金さえままならない所に勤めている人が支払った税金で

中小の方は守られず、日航のOBが今後も世間とかけ離れた年金を税金により守られ

なければならないと主張する姿がとても醜く見えます。あんな会社は潰してしまえと思い

ますし、あれを見せられて日航の飛行機には乗りたくない。結果として自身の首を絞め

いることになぜ気付かないのだろう。これと似た事はいろんな業界にありますヨ。

 身を正して仕事をしましょうよ。悪銭身に付かず・・・ですよね。

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