無題・・・徒然なるままに
今日は寒い雨の朝でしたね。なかなか布団から出られずに往生しました。
昨日も銀行の方や、F司法書士とそれぞれお話しをする機会がありましたが、総じて
①経済環境がより悪化の傾向をたどり、それぞれの分野でのパイが減少傾向にある。
②その中で分捕り合戦をやっている所と、お商売を廃業してしまう所などが散見される。
③司法書士や不動産業などの『報酬ビジネス』において『報酬』をどの様に考えるかが
この経済環境を乗り切る鍵ではないか。
④顧客に付加価値を認めてもらう方法を考える。
⑤従業員のモチベーションの維持・向上を図らなければならず、その方法について。
等々をお話しいたしました。①は環境分析でこれを否定する人は少ないでしょう。②
についてはその内分捕り合いでは収集が付かなくなる事態が起こるだろう、その時
に本業を大切にしていない所は潰れるだろう。本業を大切にすると口で言うのは簡単
だけれど、信用・信頼をお金に換えている様な会社もたくさんあり、そこはまず持たない
だろうと言うお話しでした。これも納得です。③と④は密接に関連しています。報酬とは
サービスに対する対価ですから、当然きちっとしたサービスの提供を心掛けなければ
なりません。これは出来て当たり前(なのだけれどここを蔑にしている会社も多くありま
す。)で、それ以上に、顧客に満足度を与えるサービスを提供する事を心掛けなけれ
ばなりません。これは色んなシチュエーションで違ってくると思いますが、感度良く仕事
をする事と常識を厳守する事は最低限やらねばならない事でしょう。プラスアルファを
考えながら行動する・・・なかなか難しい事ですが、ここでのしのぎのけずり方で、真の
競争をする・・・と言うのは楽しい事でもあります。⑤は勉強する機会が減少する可能
性があり、その中で顧客に対する感度をいかにレベルアップするか、洞察力を磨いて
行くかと言う事です。『痒いところに手が届く』には何をすべきなのか・・・従業員全員が
この気持ちを持って仕事をするのはなかなか容易ではありません。『マナー』が出来て
いない所などは論外です。
この他いろいろ論ずる点はあると思いますが、経済環境が悪化の一途をたどるなか
で、まずは環境分析とそれに対する対策をいかに練るのか。これが経営者に求められ
る課題だと思います。ただ従業員に『やれ』と言うだけの無能な経営者は⑤が維持
されなくなり、やはり淘汰の対象になるでしょう。ここはじっくりと腰を据えて、世の中の
ニーズを探りながら真面目にお客様の為の仕事をする事を心掛ける事なのだと思い
ます。ご自身の足元を見つめ、より高い付加価値を産み出す努力を各人がしなけれ
ばならなくなった、これってとてもいい時代が来る事なのではありませんか。
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