人口減少社会
このまま少子化対策をやらなければ今世紀末には日本の人口は4500万人になると
言うことです。そうすると地価はどうなるのでしょうか。下がりますか。答えは×で、お
そらくそう変わらないと思います。景気によって若干の変動はあるでしょうが現在の様な
行動パターンで生活を続けるのであれば、少なくとも3大都市圏においては変わらないで
しょう。駅前等の商業地では収益還元価である程度妥当な金額で売買されています。
これは人口の増減で変わるものでなく、どれだけの収益が上げられる土地かと言う計算
式で土地の価格が導き出されています。
市街地はどうか。人口が減少しても都市部で働く就労人口は現在の様な環境が続く
限り一定のパイはあると考えられ、そのパイにありつける数はそれほど多くの増減は
ないと考えられます。過疎の地域や現在はそれ程でもない地方の過疎化と言う問題は
あると思います。より生活しにくい環境になってしまうでしょう。人口の減少は、どの地域
でも均等に起こる問題ではなく、より生活し易い環境に人は集まり、そうでない所には
人は住まなくなる。資本主義社会ではより富を得やすい所に人が集まるのは仕方が
ない訳であり、それを是正する術はありません。
『資産』中でも不動産は、保有する場所により今後百年間の間に、価値のある資産
とそうでない資産の色分けがなされるかも知れません。どこの土地を保有するか・・・
よくよく考えてご購入下さい。
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