埼玉県の不動産投資
不動産投資は三大都市圏、殊に首都圏においては都心部からの距離に応じて、
また近隣の発展度合いに応じで、最寄駅から10分前後であればローリスク・ローリ
ターン商品として、充分に投資対象になりうるものだと思います。
実際、個人分野で投資に対して銀行が融資をしてくれるものは不動産投資以外
には商品がありません。銀行も安心して融資できる分野が『不動産投資』と言える
のだと思います。
さて不動産投資にも①レジデンス系、②テナントビル系、③倉庫その他に分類され
ますが、①、③はかなりリスクが高いと現在は判断されておりまして、アパート・マンショ
ンローンとして融資が受けられるのは②レジデンス系のみとなっています。レジデンス
系においては、ワンルームタイプがよりハイリスクで、ファミリータイプはローリスクと
なります。リターンはリスクが高くなれば、よりリターンも増す傾向にあります。ここで
細かくそれぞれについて論じるつもりはありませんが、地域差がとれだけあるのだろ
うか・・・と言う事はよく考えます。首都圏においては神奈川や横浜はとても不動産投資
が活発でそれを支援する銀行も地方銀行さんがしっかりとサポートしています。かなり
投資をし易い環境にあります。ところが埼玉県は不動産投資を地域の金融機関がサ
ポートしません。埼玉りそな・武蔵野・さいしんさん達がほぼアパマンローンを受け付け
てくれませんから、物件の動きが少なく、不動産投資分野が冷え込んでいます。
おそらくは地主さんで不動産投資用の物件を手放したいと思われる方々というのは
一定の割合で発生すると思います。ところが地域金融機関がそれを受け止める所と
そうでない所に分かれてしまう。そうなると地域差と言うものがどんどんと出てしまう。
需給バランスが崩れてしまい、売り手がより損をする市場に埼玉はなってしまう。地主
さん達に支えられてきた地元金融機関が、実は地主さん達の首を絞めると言う結果に
なっているのではないでしょうか。何事も度を越えると周りに迷惑がかかります。もう
そろそろ埼玉を拠点にする銀行さんも反省をして、しっかりと融資業務をされたらいか
がでしょうか。猛省していただきたいところです。
| 固定リンク
「不動産投資」カテゴリの記事
- お見合い…(2013.05.25)
- ラス1で・・・満室に・・・!(2011.11.19)
- 不良入居者を守ろうとする法律って・・・(2011.01.24)
- 収益物件の空室対策・・・愛情をしっかりかけたお直し(2011.01.24)
- ひよこ電業社(2010.12.19)
コメント