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続・家賃等の督促行為

 一部の家賃保証会社が悪質な取り立て行為(鍵の交換、居室内の動産搬出、深夜・

早朝の取り立て行為)が社会問題化し、国交省で注意喚起の通知が出たにもかかわ

らず同様の行為が繰り返し行われ裁判においても不法行為に当たるとされ損害賠償

等の請求がなされた事に起因して、『家賃等の督促行為』が法案提出されています。

 この法律の有無にかかわらず、昨日書きましたやってはいけない行為①~⑨につい

ては現状においても裁判で損害賠償の請求が認められている行為に当たります。コン

プライアンスの観点から問題行為とされているのです。

 現国会では罰則付きで法規制をしようと言う動きもある様ですが、それをどうこう指摘

しても始まらないと思います。賃金未払い者には何をやっても許される訳ではないので

す。どうしたら未払いを防げるのか・・・と言う点に重点を置いた対策が必要になるのだ

ろうと思います。先日とある方のブログを拝見しておりましたら、保証会社がついている

賃借人さんが既に5カ月未払いで来月からの未納分は実損になるともうすぐ6か月と言う

所で連絡があったと驚いておられた大家さんがありました。1カ月のお家賃が払えない

方が6カ月のお家賃など払えるはずがありません。もっと早期に賃借人さんとお話しあい

を持たなければダメですよね。5ヶ月間放置する為に保証会社に入っている訳ではない

のですから。きめ細かな賃借人さんへの管理が求められていると言う事なのでしょう。

 一方で『悪質・確信犯』的な輩が一定割合おります。これをどう管理するのか。これは

問題です。いわゆるブラックリストに掲載してその情報を共有化する必要があります。

一部で導入を開始している様ですが個人情報と言う壁があったりするのでしょう・・・なか

なかうまく稼働していない様ですね。金融の場合にはそれぞれ規模が相応にあり情報

管理の徹底が容易に出来たのでしょうが不動産、管理、保証会社はそれぞれの規模

的が小さく、1件、1件の入力がより精度を高めて行く唯一の道なのですが情報入力の

徹底を図る事なども難しそうに思いますね。データが揃わなければ稼働しませんから

ね。

 ただお商売には『債権回収』は常につきまとうテーマです。本田宗一郎さんがまだ零細

だった頃、自転車にエンジンをつけたバイクを売ったら飛ぶように売れた。だけどお金の

回収の仕方が分からないからお金は常になかった・・・だから回収屋さんを探そうと藤沢

さんにたどり着いた・・・と笑っておっしゃっておりました。『家賃は支払うもの』と大半の

世間の方が考えているから回収し易いビジネスなんでしょうね。業種によっては20%位

は回収できない業種もあります。社長さんが嘆いていたのを今も覚えております。

 脱線しましたが行きすぎたコンプライアンスと言う困った側面も昨今は見受けられます

が、少なくとも賃貸における家賃の督促行為には逸脱した『悪質業者』が存在して、違法

行為が行われている事は真摯に同業として受け止めなければならないと思います。

 どうしたら社会通念上許される範囲で督促行為が出来るのか・・・。当たり前の事を

当たり前にやるだけだと思うのですが・・・。

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