好きこそものの上手なれ
好きこそものの上手なれとはよく言ったものです。仕事も同様で好きになる事で考え方
が受け身から能動態に変わります。そうすると考える事が楽しくなる。創意工夫が産まれ
ます。創意工夫が更なる面白さ、成果を産み更に楽しくなる・・・。こうなれば天職ですね。
昨日のカンブリア宮殿では山梨日立建機の雨宮社長が登場していました。ここでも何度
か取りあげた地雷除去機を作っている建機屋さんです。この社長は強烈な個性です。
山梨日立建機はもちろん建機屋さんと言う本業があって、ふとした出会いから地雷除去
と言う部門を持つようになっています。ただ地雷除去では利益が出ない。既に7億5千万円
の赤字が出ている。ただ地雷除去と言う社会貢献をするために本業をしっかり運営されて
いる。日立建機は日本3位のブランドなのに山梨のシェアは70%と言うから驚きです。地
雷除去で命をかけた社会貢献をする会社に顧客も支援するし、従業員も誇りに思ってい
ると言っていました。日本全国から新卒者が地雷除去の分野で仕事がしたいと集まってく
る様にもなっています。とてもいい会社です。サービスも抜群にいいのだそうです。本当に
極限の場所で何が出来るのかを突きつめた結果があるから、不具合がいかに困るのか、
またどこが不具合なのか分かる様になったんじゃないかなと思うんです。日本に、自分に
何が出来るのか・・・と言う事を真剣に考えた結果なんでしょうね。
これも好きこそものの上手なれです。とてもいい顔をされている社長さんです。カリスマ
とはこういう人を指すのでしょう。
さて一方で濡れ手に粟のオレオレ詐欺集団が逮捕される瞬間のテレビもありましたね。
楽して儲ける男はやはりそれなりの男でした。詐欺まがいの商法をする輩はどこまで行っ
ても治りません。死ぬまで治らないのでしょう。騙されている事に気付かなければ騙された
側も納得している・・・そんなものではないはずです。いいものを正当な価格で売却する事
って大切なんですけれどね。汗をかかずに騙して儲けたお金は浮利(ふり)と言います。
悪銭身に付かずの例えがある様に浮利を追うビジネスは長続きしないと昔から言われて
います。真理です。良心の呵責があるから正義感の強い従業員は辞めて行きます。質の
悪い従業員だけが残ってしまうので更に自分の首を絞める様になって行く。どこからとも
なくそういう噂は流れるもので私の耳にもそういう会社がある事が伝わってきます。
悲しい事実です。欲に負けた末路です。お客さんを泣かせて暴利をむさぼる事を肯定
してしまうと・・・恨みが蓄積されて行きますので何かどっかのタイミングでそれが暴れ出す
事でしょう。ご苦労さまです。
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