商いの心得(裏メニュー)
さて今の税法では企業からいかに税金を取るのかと言う事に、頭のいい官僚さん達
が知恵を絞っています。もちろん個人からだって一緒です。お金の使い途に不満はあり
ますがここでは割愛しましょう。
そんな中で新興企業と言われながら大きくなって行った企業の内の幾つかはコツコツ
と商いをしないで大きくなりました。ホリエモンさんのライブドアや楽天などは新しい例で
すが、今はそんな形跡すら見えなくなっている企業の中には先輩格で同様の拡大戦略
を取った所が幾つかあります。
言うならば『ちょっと位の悪い事をしなければ会社は大きくならない』と言うモノです。
三菱も岩崎弥太郎さんはちょっとそういう部分がある様に感じます。『ちょっとした悪は
商売では必須』と言う考え方ですね。これはずっと・・・世の中にお金と言うモノが出来て
以降ずっとあるテーマかも知れません。
これは肯定派と否定派に分かれますね。私自身自分では『悪』は全否定しますが、
方法の内の1つだとは思います。
このお話しは私は好きではないけれども『経営』にはこういう側面があると言う事は
知っておいた方がいいですね。上記でお話しした企業・・・、一時的には悪党になるの
ですが、ある時期を境にパッとお面を脱ぐかの如く別の顔で仕事をするのです。ここが
巧みだったのです。この切り替えが難しいのです。企業によっては社名まで変えてしま
うところもあります。(たいてい横文字になりますね。) 一度手にした大きなお金を元手
に過去とは決別して全うな仕事に戻るのは大変です。なんせ今まで楽して金儲けをした
訳ですからね。
この切り替えをキッチリとして、今はそんな事をするのはどこの会社?と言う風情で
テレビでCMをやっている会社や地域のお祭りのメインスポンサーとして地域貢献を
果たしている会社もあります。何度も言いますがこんな企業を好きにはなれない(私は
不器用ですからこの切り替えもできないと思います。)ですが、飽きない心の裏ルートと
してこんな道もありますよ・・・と言う事はご報告しておこうと思います。
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