秩父の山は怖い
私は大阪府豊中市の出身です。豊中市は北摂と呼ばれるエリアになります。(摂津の国
の北側だから) 大阪平野は小さく、ぐるりを山が囲っています。豊中では北に箕面の山が
あります。
なんでこんな事を書いたのかと申しますと、秩父で記者さんがジャージ姿で入山して亡く
なったと言う事故がありましたが、夏に山登りに行って簡単に亡くなってしまう程の山がこ
んなに近くにあると言う事に対して素直に驚きました。秩父って遠足に行ける程度の山と
思っていましたが違うんですね。あの記者さん達も知らなかったんじゃないのかな?と思
います。お気の毒ですが無知と言うのは非常に怖いモノなのです。ガイドさんも当初は
居たとの事ですが、ガイドさん同行の際にはガイドさんの判断で途中で引き返したそう
です。記者さん達はなぜ?と言う気持ちだったのでしょうね。ガイドさんの判断が正しか
った訳ですが、その判断の根拠が理解できなかったのでしょう。大阪人の私もそんな危険
な山が近くにあると思っていませんから、記者さんと同様の行為を取ったかもわからない
なぁと感じています。自然から遠ざかってしまうと自然の怖さが感じられなくなってしまう。
これもイケナイ事ですね。自然を畏怖して慎ましやかな(エネルギー的に)暮らしが出来る
様に早くならないと行けないようです。豪雨に気温上昇と八百万の神々もちょっと凶暴に
なりかけています。
記者さん二人には慎んでお悔やみ申し上げると同時に、眼の前を流れて行くニュース
の内の1つではなく、よ~く立ち止まって考えるべきニュースなのかなと思いましたので
あえてブログに書いた次第です。
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