必死のパッチ
必死のパッチ・・・子供の頃、真剣にやる事に対しての照れなのか、真面目一途に
作業をしたりしていたら良くからかわれた。だから・・・と言うわけではないのでしょうが、
技術家庭科の時間にふざけ半分にラジオを作ったら、私と幼馴染の2人だけがラジオ
の電源を入れても音が出なかった。結局二人揃って近所の電気屋さんに修理の依頼
に行ったのですが、電気屋のオッチャンが笑いながら『無理』と言われて、諦めて帰
宅した事があります。
一事が万事でなぜそう思ったのか分かりませんが『真剣にやる』事が格好が悪いと
子供のころは思ったんですね。そろばんは半年間だけ。習字教室は先生からクビを
言い渡されました。お絵かき教室、体操教室・・・いろんな習い物に手を出しましたが
何一つ実ったものはありません。強いて言うならば『剣道』なのでしょうが、これとて
小児ぜんそくだった私はぜんそく退治の名目で小1から中学校までやらされたお稽古
事でした。気分屋さんで強い時は強いんですが、弱い時にはコロッと負ける所から、
波乗りサトちゃんなんて言われたりもしました。
『必死のパッチ』・・・は今にして思うと、とても素晴らしい事だと思います。
1つことに打ちこめる集中力は大切です。今は、私は『業務』に必死のパッチです。
楽しい事・人の役に立つ事を見つけられたのですから、懸命にならなきゃダメです
からね。しかし語呂遊びなんでしょうけれど・・・必死とパッチがなぜに結びついたので
しょうね。大阪はバッタモンの事をパッチモンとか言いますから、『パッチ』は好きなん
でしょうけれど・・・。あれ?パッチそのものが方言かな?モモヒキ。ステテコ。
スーパーに行って『パッチ下さい』って言ったら通用しないのかな?
必死のステテコ。なんて格好悪いし語呂も悪いもんなぁ・・・。
そうか・・・私は大阪以外で産まれていたら、今頃は『集中ボーイ』だったのかも知れん
なぁ。
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