今日はとてもハードな一日でした
今日は午前七時にはお客さんの所に向かって出発しまして、諸手続・銀行関連の
お手伝いをし、午後は協会の法定講習会に参加、夕方は退去立会、夜にはチーム
H3Fの事件がありまして緊急ミーティングとなりました。
ほとんど間髪いれず・・・の出来事で 眼が廻る状況でした。
H3Fの問題は今すぐには整理が出来ないので、明日以降に書くことにしたいと思い
ます。気持ち・思考回路を整理して再発の防止を徹底しなければなりません。
今日学んだ事はたくさんありましたけれども、せっかくの法定講習会への参加です
のでそのお話しを少ししてみます。
埼玉県庁宅建指導さんからは業者への指導状況の説明でした。具体的な事例を
元に解説をされた訳ですが、消費者の立場から県庁も充分相談に乗ってくれる機関
であり、客観的・社会通念上の判断+宅建業法からの判断により、本来あるべき姿に
近づける努力をされているとの事です。『ありえない』事例が散見されます。
不動産適正取引推進機構さんからは、『重要事項説明』のポイントの指導です。
いまだに『預かり金』名目のトラブルがある。今日もこの手の相談がありましたとの事。
賃貸契約で幾らかでもお金を預かっておいて、契約に至らなかった場合に契約不履行
でお金を返却しない・・・と言うモノだそうで・・・お金大好きな一部不動産業者にはありが
ちなトラブルです。宅建業法違反ですのでご法度ですとのお話しがありました。まだこん
な業者が居るのかと言う思いだとのお話しでした。ここはかなり実務的なお話しなので
説明は割愛しますが、とても有意義なお話しがたくさんありました。宅建業法47条1号
に関しては法の精神と言うかなぜ平成18年に罰則強化されたのかと言うお話しは実に
興味深いモノでした。
弁護士さんからは『賃貸人の破綻と賃貸借契約』と言うテーマでの講義でした。ここも
かなり専門的なお話しですので記載は割愛しますけれども、今、こういう問題が起こり
つつあると言う事は皆さんも知っておかれたらいいのかなと思われます。
チームH3Fでも直結するテーマだと思ってしっかり事例研究をしてきた次第です。
法定講習会は今年まででより一般に開放された勉強の場として、公益法人の性質
を宅建協会は強化するのだそうです。不動産の諸問題は生活と直結するテーマなの
で、大いに解放したら良いと思います。
いい勉強の機会だったです。
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