さだまさしさん著 いつも君の味方・・・泣ける本
泣ける歌シリーズから乾燥気味の年齢になりつつある私の心に潤いを・・・『泣ける本』
のご紹介です。
さだまさしさん著『いつも君の味方』(講談社文庫)・・・さださんはトークが上手なのは
有名ですし、小説が映画になったりしていますからご存知の方はたくさんいらっしゃると思
います。
本著はエッセイですからとても読みやすい本です。11話が入っていますが・・・涙が出る
お話しが何話もあります。のっけから涙ぼろぼろです。
なかでも、『退職の日』『灘一』『神出鬼没コンサート由縁物語』『最後の客』は秀逸です。
さださんの曲がなぜあんなに心に染入るのか・・・その理由がこれを読むと少しだけ分
かる様な気がします。
人との出会い、ご縁をとても大切にしているのです。それは何も有名な方たちばかりで
無く時には食堂のおっちゃんだったり、新幹線の車掌さんだったり・・・。それぞれに素敵
な出会いがあって・・・。
私も仕事柄いろんな方々と出会います。そのご縁はとても大切だと思いますし、出会い
そのものも決して偶然ではないのだろうとも思っています。
この本の中に色んな有名人も出て来ます。『最後の客』に出てくる人達はそれぞれ素
敵ですが・・・笑福亭鶴瓶さんもいい出会いを大切にしていますね。さださんと鶴瓶さん
の二人旅から始まったNHKの『家族に乾杯』はその人との出会いをテーマにした番組
ですね。
この本には愛情がいっぱい詰まっています。愛情に触れる事で乾燥気味の心がちょっ
とウェッティーになるんじゃないのかな。
追伸
黒ひつじさんへ 活字好きで泣き上戸さんにはとても良い本ですが、さださんは好き
嫌いがあるので・・・多分、2~3時間で読めてしまう本ですのでもし宜しければお貸しし
ますよ。
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