世話焼き
『ゲゲゲ』と違い、『てっぱん』はやや視聴率も評判も悪いようですね。
先日、赤井英和さん演じる『神田さん』が、知人の娘さんの『のぞみさん』(京野ことみさ
ん)の事をほっとけない・・・と涙顔で語っていました。
『ほっとけない』=焼かんでもいい世話焼き・・・これは私にもあるのでとても切ない気持
ちになりました。世話を焼くと言う事はそれなりの甲斐性も必要なのです。だけど周りに
困った人が居たら、なんとかしてあげようと言う気持ちがフツフツと湧き、いてもたって
も居られない気持ちになってしまいます。望まれてやるんじゃないだけに迷惑がられる
事だってあります。メッチャ悲しい性分です。この性分のせいで何度涙したことか・・・。
遺伝ではなく多分大阪と言う街か、下町で育ったせいで植えついてしまった性分です。
関東の人には理解されがたく、極めて損な性分と言うか悲しくなってしまう自分のダメ
な本性だと思っています。
甲斐性を越えた世話は焼けない訳ですが・・・『なんとかしてやりたい』と思ってしまうの
です。時代・地域性からすると受け入れられない事は重々承知しているのですが・・・。
世話を焼かない努力・・・を訓練しなきゃと思って日々大人しくする様にしています。
仕事の上でお客さんのお世話を焼くのも好きなのですが、これとて調子に乗っては
いけない事と、常に戒めております。出すぎたらアカン。だけど経験はしっかり積みたい。
ここら辺の兼ね合いがまだまだ私は下手なんだろうと思います。
ビジネスライクで割り切ると言うのは性格的に好まない。
だからこそ得られた『ご縁』と言うモノもたくさんありますが、それ故に失った『ご縁』も
あるかも知れません。
大阪オバチャンチックと言えばそうなのですが、あんまりこの性格は好きではないの
です。
『てっぱん』の神田さん(赤井英和さん)の背中を見ていると時に辛くて涙が出ます。
優しさとかなんとかと全然違うんです。遺伝ではなくて大阪の水がこんな性分にする
のだと思います。下町チックなのかな。焼かんでいい世話は焼かない。世話焼き・おせ
っかい焼きはしない
そう思うのですが・・・なかなかできないんですよね。
ツイツイ飴ちゃん上げたくなってしまいます。
飴ちゃんだけにしとけば良いのですが・・・ネ。
私と今までご縁があった皆さま全員に『幸せ』が訪れますように~。
合掌。
これ位で辞めとけばいいんですよね。
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