« カンブリア宮殿 未来工業 山田社長 | トップページ | 秘密の大阪 »

グーグルと未来工業の共通点

  田原総一朗さんの対談、今度はグーグルの日本法人前社長辻野さんでした。

 http://gendai.ismedia.jp/articles/-/1827 ☜ 対談内容です

 辻野さんはソニーの元社員さん。経歴は知りませんがソニーを退社した後グーグルで活

躍されたと言う事なのでしょう。

 ソニーと言えば私は開発力の優れた斬新な会社だと思っていたのですが、ソニーは松

下のモルモットだと揶揄されていたそうです。(私のイメージではそれはシャープなのです

が)それをソニーの経営陣は面白がって『金のモルモット』のオブジェを作って飾っていた

そうです。この頃はソニーに活気があったのですね。

 さて昨日のカンブリア宮殿で未来工業の山田社長さんが日本の大企業には未来工業

みたいな経営は絶対にできないと豪語されていました。何が?かと言いますと、未来工

業は年休140日、残業はなし。大企業的発想はお客様は神様ですと言われるこの国で

はお客様が働いているのに自分が休めるはずがない・・・そう思う。なんでもトライすれ

ばいいのですが失敗を恐れるあまり萎縮してしまって行動が出来ない。これではダメな

んだ。もちろん失敗は良くはないけれどそれをキチンと活かせば活力がそこに産まれる

んだ・・・と。

 金のモルモットを作って世間の揶揄を楽しむソニー成長期の幹部と未来工業社長に

大きな共通点があります。日本が委縮してしまっているのは企業の大小の別なく失敗

を恐れるあまり、何もしない、考えない。ボトムアップが持ち味の日本的経営がいつの

間にかトップダウン的思考・行動パターンになっているのではないでしょうか?

 経営が厳しいからもう失敗が出来ない・・・これが委縮を産むのか、委縮が経営を圧

迫するのか・・・デフレと一緒でこれも負の経営のスパイラルです。

 『考える時間』がないとずっとパワー・エネルギーを放出し続ける訳でそれが家庭やら

自身の健康やらに害を及ぼしてしまうのでしょうね。一人ひとりの個人の集合体が会社

ですからやっぱりこれではうまくないですね。仕事は楽しいのでついつい前のめりになっ

てしまいますがまぁそれはそれ、大局観で物事を判断するって事も大切です。

 今の日本企業の閉塞感の元がここにある。政治だって同じです。

 行き詰ると失敗を恐れるあまり何もしなくなる。だから余計にダメになる。

 落語の『帯久』と言うお話しでも、『売れず屋』と言われていたお店がひょんな事から

得た(盗んだ)100両と言うお金、ダメ元で商売に活かしたら大店になった・・・(落語では

ちゃんと悪は懲らしめられますが)、ダメ元と言うと語弊があるのかもしれませんが、や

っぱり『常に考える』こと、考えたら『行動する』ことって大切です。商売繁盛の下がここ

にあるよと昔からの教えがあるのかもしれません。それを残念ながら我々は忘れるの

かな。辻野社長さん、山田社長さん・・・日本の社会人の皆さん、忘れたらアカンで~

と言っている様な気がします。

|

« カンブリア宮殿 未来工業 山田社長 | トップページ | 秘密の大阪 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: グーグルと未来工業の共通点:

« カンブリア宮殿 未来工業 山田社長 | トップページ | 秘密の大阪 »