孫正義さんと田原総一朗さんの対談
田原総一朗さんとソフトバンクの孫さんの対談を読みましたがとても面白かったです。
20年後に今名だたる企業が幾つ残ってるか?グローバル化が進むと賃金は仕事の質
で払われるようになる。先進国と後進国と言う所得格差は小さくなり質が求められる・・・
まぁ面白いお話しがポンポン出て来ます。
未来予想的なお話しではありますが『光の道』構想を展開する孫さんです。なるほど!
と思わせるお話しが随所にあります。アメリカ・西ドイツから日本車がシェアを取って行っ
たのは車をIT化させるのがうまかったから・・・。今後電気自動車時代になるともっとITが
占める割合が大きくなる・・・。日本は既に乗り遅れた感があるのでもっと大胆にITに舵を
切るべきだ・・・と論じておられます。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/1919 ☜ 対談記事
これは面白い対談でした。不動産業は・・・ か
か?
ビジネスとしてみた不動産業界は20年と言う年月で考えると、仕組みそのものが大きく
変わるでしょう。矛盾点がいっぱいありますからそれは淘汰されるのだと思います。
TPPの影響により建築だって大きく変わる。特に戸建ては大きく様変わりしますね。
不動産業界は言わば『メーカー⇒問屋⇒小売店⇒消費者』の問屋・小売店部門の
お話しです。今の流通はメーカー⇒消費者と中間マージンを極力排す傾向にある中で
不動産だけは昔の仕組みが厳然と残っています。が・・・いつまでも不動産業界だけが
このままでは残れませんね。『メーカー』に当たる『物件オーナー』や『売主』がこれから
キチンとまかせっきりにしないで直接消費者に・・・と言う時代になるのではないでしょう
か?宅建業法と言う障壁はありますが、その障壁の名の下に利潤も保護されているの
です。ひと昔前の『酒店』など、障壁に守られて来た業界は壁が壊れると崩壊するのも
早いです。数多ある零細業者がこれだけ残っている業界も珍しくなって来ています。
さて、どこが覇権を握るのか?グローバル化が進むと日本は相対的には沈下するの
で不動産業界は惨憺たる状況になるのかも知れません。
どこに根差して何をしなければならないのか・・・良く考えて、業務の展開を図らなけれ
ばならないなぁ~とヒシヒシと感じた対談記事でした。
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