泉谷しげるさんのチャリティライブに想う
泉谷しげるさんは奥尻島の地震や宮崎口蹄疫の時にもチャリティライブをやってきてい
ます。
宮崎口蹄疫の際の宮崎でやったライブでの泉谷さんのブログへの地域の方々のコメント
をぜひ皆さんに見て欲しいと思います。
ありがとう・・・だけではなく、皆がひとつになって熱狂できたこと、独りじゃないと思えたこ
と・・・いろんな想いがコメントされています。
泉谷さんは昨日のニコニコ動画のチャリティで語っていましたけれど今は物資も義援
金も大切だけど、必要以上に物資やお金を欲しいって言ってるんじゃないんだ。これか
ら必要になるのは『ふれあい』や『温もり』だよ。
伊達直人だって本当はいきなり物を贈るのではなく、ちゃんと行って・聞いてから必要
なモノを贈ってあげればいいんだよ。必要なのは贈る行為じゃなくて聞く事、触れあう事
だと思うよ・・・。う~ん、ちょっと考えてしまいました。なるほど伊達直人さん現象は素敵
な事だと思っておりましたけれども、もう一歩突っ込んで考えて見なきゃですね。
贈る側だけでなく贈られる側になってもう一度考える事が必要なのかも知れません。
被災地復興は数年かかる事業になるでしょう。今は失ったモノを考えるより一日・一日
の生活に懸命でしょうから忙殺されていると思います。時間が経過し、落ち着いて来た
時に疲労と悲しさ、寂しさに包まれる時が残念だけどやってくる。その時に住まいや物資
があったとしても・・・。
我々被災をしなかった者が出来る事って、『疲労・悲しさ・寂しさ』以上の想いで持って
彼らを包み込む事、過去ではなく今を、そして復興後の未来を見せ続ける事なんだと
想います。モノを通じて想いを届ける事も今は大切だと思います。ただ時間を経ると必要
となるモノも変化してきます。今は食べるモノや水、暖を取る毛布や灯油が最も必要な
のでしょうけれど、時間の経過とともに物資が敵渡り、生活が落ち着いて来ると初めて
過去がやって来る。想いを馳せる様になる。
その時に何が出来るのか・・・。確かに物資を贈るよりもずっと難しい対応を求められ
るのだと思います。
今、こんな事を書くべきではなかったのかも知れませんが、復興を支え続ける為にも
大切な事なんじゃないかなと思ったものですから・・・。
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