武田邦彦教授×池田清彦教授の対談
少し古い映像(2009年)ですが、今や人気モノの両教授。『ほんまでっかTV』で有名に
なられた武田邦彦教授、池田清彦教授の対談です。
http://www.youtube.com/watch?v=2GpZHDzpIP4&feature=related ☜ (1/5) you tube
外来種を切り口として『生物の多様性』を語っておられます。
私は釣りが大好きですので『ブラックバス』や『ブルーギル』は悪者で、メダカやたなごな
どを守らなきゃいけない と思っていたのですが・・・。
ブラックバスの駆逐費用を天下りチックに無駄遣いされている・・・と言うお話しは眼から
ウロコのお話しです。
昔の『あの頃』に戻したいと言う郷愁と『自然環境』と言う地球規模の生き物としての
価値観の比較は必ずしも出来ないでしょう・・・と言うお話しは面白いお話しです。
こんなお話しならば、知的好奇心をくすぐられて『もっと見たい』と思います。
『ほんまでっかTV』みたいにバラエティーにしなくてもこれで充分に番組として成立し
ているんじゃないかな~と思いますね。
『とき』を守れって・・・莫大なお金を使って抱卵が出来たとか出来なかった・・・なんて
やっていますけれど、なぜ『とき』が必要なのかと不思議に思います。
種が絶滅する事を防ぐ事は大切だとは思うのですが、『とき』みたいな状況になって
しまったものは『生物学』的に淘汰されてしまった種なんじゃないかなと思うんです。
それを人工的に自然に対抗する意味や意義が私にはよく分からないんです。
『とき』を遺せって言う『郷愁』の為に・・・人工的にしかも莫大なお金を使って良いので
しょうか?
お役所が天下りを作る為に『無為な仕事』を作ったと言われても仕方がない様に思う
んです。『郷愁』を除くと『とき』を保護する必然性はないですもんね。
アライグマの農作物被害のお話しは同根でとっても分かりやすいです。
農作物の被害があるから駆除しなければならない・・・と行政が動いているのですが、
農作物被害額は数百万で、駆除に何億円もかけています。それならば駆除なんかしな
いで農家に被害額を補てんしてあげた方がよっぽどいいんですよね。
駆除しなければ爆発的に増えるかも・・・と言う心配もあるでしょうが、生物は1種のみ
が爆発的には増えませんよ(瞬間的には増えるケースもあるでしょうが)・・・と言うのは
面白いです。
ちょっと長い番組ですが、あっという間に見れるワクワク番組だと思いますのでご紹介
いたしました。
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