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大阪の三越伊勢丹、越谷レイクタウンのアウトレットモールに思う

 大阪駅に三越伊勢丹が入る駅ビルが完成したそうです。大阪は今、阪急も増床工事を

進行中ですので『百貨店戦争勃発』などとマスコミは煽っています。越谷レイクタウンでは

これまだ大規模なアウトレットモールが完成したそうです。

 百貨店ビジネスは衰退の一途をたどり、百貨店に変わって覇権を握ったスーパーでさえ

今は売上確保に必死です。ダイエーの衰退の後、勝利者として君臨したイトーヨーカ堂も

ご多分にもれず顧客の思考を暗中模索で探している状況です。イオンも再編などをやり

ながら喘いでいる感があります。

 アウトレットモールは次々に『日本最大級』の名の元に大型のモノが出来て行きますが

数年前の『入間』を見ても分かる様に、『ブーム』で終わってしまう傾向にあります。

 『売る側』の論理で『ショッピング』の楽しさを提案しているのでしょうが、百貨店ビジネ

スは今や場所を売り手に提供するだけの『賃貸業』に成り下がり、『提案型のビジネス』

とかけ離れた存在になりつつあると感じます。昔は買い手の思考が多様化していません

でしたから、簡単にアドバルーンが上がり、それに憧れて来店を誘えたのですが、今は

とてもとても無理でしょう。

 大阪での百貨店の増床競争も『面積』で競ったって消費者は一度見たら飽きますよ。

 その広がった面積でどんな提案をするのかでしょう。店舗配置からディスプレイのレイ

アウトまで百貨店にはそんな提案力が既にないと思いますがどうなんでしょうか。

 その答えは来店客数・売上の推移で一目で分かります。各百貨店ごとの競争の如く

マスコミでは取り上げられていますが、実は百貨店と言う存在そのものが世の中に問わ

れている状況だと言う事をあまり当事者たちは意識していない様に見えます。増床と言

う事実に浮かれ、それを『見に来たお客さん』の数に歓喜しても仕方がないと思います。

 越谷レイクタウンのアウトレットもそうです。安売りと言っても質に見合ったものがどれ

だけあるのか・・・。お値段以上のモノが常にあって、購入者が『毎回お得』を感じなけれ

ばなりません。お値段以上のモノかどうか分かりませんが、ニトリは来客者に少なくとも

『お値段以上』を感じさせる事に成功しているから売上がずっと右肩上がりなのでしょう。

さて、賃貸業と化した百貨店やアウトレットモールなどの場所を提供するだけのビジネス

に成り下がったそれらの企業が、顧客の嗜好と言う極めて曖昧模糊としたモノを常に

掴み続けられるのかどうか・・・。

 アウトレットは『入間』を見てももう時代遅れだと感じますし、百貨店も再び勢いを取り

戻すだけの気力・体力、企画力があるとは思えませんがどうなのでしょう。

 一度衰退した機運を再び盛り返すのは並々ならぬ努力がなければならないはずです

がそんな現状認識も無ければ、どうにかしなければならないと言う焦りや努力も感じら

れません。流れに棹差す苦闘がどうにも感じられない『流通部門』に、本当にそれで

いいのかな・・・?と疑問をぶっつけたいのですが・・・。

 売る側の論理、期待値だけを振りかざして集客をしようとしている様に見える、底の浅

い提案に随分と大きなお金をかけている様にどうもみえてしまいます。

 飛行機時代に突入しているのに巨艦大和を作った時代錯誤の大日本帝国末期に重

なって見えてしまうのですが、しばらく係数を拝見してお手並み拝見と行きましょう。

 私個人としては、私の予測が外れて百貨店やアウトレットモールが再び復権してくれ

る事を望んでいます。経済牽引の役割を果たしてくれればこんなに嬉しい事はありませ

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