大阪弁講座
今日、発泡スチロールの箱を自転車のカゴに入れて走っていたら キーキー鳴り
ましてね~。もう気色悪いのなんのって・・・。
さぶイボ立つわ~と思いながら自転車で走っていたのですが・・・。
さぶイボって・・・大阪弁ですよね。標準語では『鳥肌』の事です。鶏肉の肌みたいな状況
になるから『鳥肌』なんでしょうが、大阪では鶏肉の事をカシワって言いますからカシワ肌っ
て言いにくいので、さぶい時に出るイボや~と言う事でサブいぼになったんでしょうね。
関東のこむらがえりは、関西では『コブラ返り』。先日のケンミンショーでトランプの『ダ
ウト』の事を大阪では『ざぶとん』と言うと言っていました。東京で『ダウト』と言う事の方が
エ~っ と思いましたけれど、たぶん大阪のアホな青年が『ダウト』を聞き間違えて
『ザブトン』→『座布団』と言ったんでしょう。『大富豪』の事も『ド貧民』これが短くなって
『どひ』と言う遊びり名前になっていました。
『ものもらい』が『メバチコ』になるのは見たまま、言ったままですね。
ミンチカツはメンチカツ。ヒレカツはヘレカツ・・・私はメンチやヘレの方が美味しそうに
感じますがこの辺も大阪人、よう聞いて故郷に帰れよ・・・と言う事か。否、外人さんが
直接来てたから外人さんのネイティブな言葉をうまく聞き取れなかったのかな~。
発音とかも随分違いますもんね~。
おまけが貰えるグリコのキャラメル。グリコが全然偉い事になっています。たった3文字
やのにどないなってんねんと思いますね。
ポテトもグリコと同じ発音です。
これは気分の問題ですが、大阪的なイントネーションよりも関東の方が洒落てる気が
します。ちょっとおいしそうですね。マックとマクドもそんな感じかな。
誰が言いだすのが始めなのか分かりませんが、きっと大阪のトレンドリーダーのセン
スがちょっと気の毒な事になっているんでしょうね。それを知ったかぶって 電車で
パーパーとラッパを吹くが如く大きな声で話しますから~。それかってちゃんと聞いとけ
ばいいのに中途半端に間違えるんでしょうね。
地域対抗『伝言ゲーム』なんかやったら絶対、大阪はビリやと思います。
電話で相手の言っている事を真剣に聞いているのに、大阪人はよう間違えます。
こっちは真剣に聞きながら。繰り返しているのに・・・相手が怒ってしまう時がありま
す。
大阪弁は全国的にも認知度は上がって来ているのですが、まだまだ変な誤解も多い
んですよ~。
さぶイボからこんな事を考えて自転車で走っていたら アッと言う間に目的地に
ついてしまった・・・と言う様な今日この頃でございました。
味についてもありましたワ。
『辛い』です。
大阪ではコーラの炭酸は辛いって言いますし、カラシも辛い。梅干しも辛いし・・・。
ビックリする味はみんな辛いね~。塩辛い、酸っぱい、ショッパイなどと言う表現が
『辛い』で統一されているんじゃないかな~。関西は味覚がバカと言うのでなく、表現
方法が少ないのかな~。
後は大阪と言えば銭の話しですな~。銭の話しはあんまりないけど・・・子供の頃、
駄菓子屋にお買い物に行くと、『ナンボ?』とは聞かずに、『50円で・・・』とか『100円で』
と直接金額を言っておばちゃんも『ハイ20円お釣り』と言ってたと思うんです。
『ナンボ』なんて野暮だったりまどろっこしいことは聞かなかったと思うんですよ。
これって大阪チックなんじゃないかな~。
※左利きの人の事をギッチョと言うのはなんなんでしょうね。サウスポーとか東京には
格好のいい言葉があります。左利きの方がむしろ良い位の勢いなのですが・・・ギッチョ
ってね~。
神さん・・・お稲荷さん・・・。なんでも『さん』づけするのですが、おっさん、おばはんと言う
と怒ります。おっちゃん・おばちゃんと言わなアカンのです。うんこには『うんこさん』と言
わず『うんこちゃん』と言いますワ。なんか大阪弁のこと考えてたらノイローゼになりそう
ですな~。
あっ。それから理解されにくい大阪人の行動を1つ。
トイレに行く時に、周りにいる人に 『おしっこ行ってくる』とか『うんこ行ってくる』とつい
言ってしまう事。なんで言うのか知りませんが、フツーに宣言して行くんですよね。
関東の人は???なんでしょうね。
うんこの時は、 グーにして出て来て、ハイッ て
手のひらひろげて臭いを
出そうとしたり(絶対に出ませんが)、その際に『はい、おつり・・・』って言ってみたり。
きっとこれが大阪人の地位の低下をもたらしているんでしょう。
大阪人は下ネタでも受けようとする率が高いのもアカンのでしょう。
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