原発の賠償責任について考えよう・・・
東電、原発関連について 『怒』ブログ
を書くのは止めようと思っていたのです
が、与野党協議と言ういい加減な話し合いで東電救済と言う出鱈目な結論が出て来まし
た。キチンと今後の対応、エネルギー政策も含めた対処が必要なのに、現状肯定と言う
方向性には大いに疑問があります。
『その通り 』と言う記事を見つけたので http://gendai.ismedia.jp/articles/-/13230
掲載しました。やもすると電気を享受していたので『負担増』も仕方がないなぁ~と思いが
ちですが、原発事故の責任は東電の電気を利用していた利用者の責任なのでしょうか?
民主党のバラマキもバカだと思いますが、バラマキを否定している自民党さんが過去、
ポピュリズムのバラマキを数十年間やり続けた結果、莫大な借金に日本と言う国が苦し
んでいます。その反省や原子力行政の反省もなく、野党と言う立場で責任を取る事もし
ないで東電救済案を与野党協議で盛り込む所に非常識さが現れていると思います。
先の記事であった国策としての原発だから責任を負うべきであれば、モータリゼーシ
ョンの発展の結果の交通事故や、都市行政の結果の土地の立体利用としての高層ビ
ルによる景観問題まで全てに渡って国が賠償責任を負うのかと言うお話しはごもっとも
だと思います。国と言う大きな財布を当てにして今まで国にしわ寄せをしてきた政治で
は立ち行かない訳であって、このままの行政=大きな財布を維持するために増税を
してでもカネを使い続ける事を望むのかどうかを世の中に問うて欲しいと思います。
日本の人々は優しいので・・・寛容なる心でまぁまぁとあらゆる負担を分担しようとす
る精神は美しいと思うのですが、このままズルズルと生活レベルが下降 して行く
中でいずれはストレスが暴発するのではないかなぁと不安にもなります。
ちゃんと考えないとダメな時には、立ち止まって熟慮した方がいい。
金庫の中に もうカネは入っていないのですから・・・。
原発による発電が最もコストが安いと言うお話しでしたけれども、発電業者が最も
儲かる発電方法であって発電コスト自体は揚水発電まで含めるとむしろ割高になる
と言う計算まであります。あえて虚偽の情報を流し続けたモノの責任はありますよね。
原発の情報隠しと中国の新幹線事故って物凄く似ていると思うのですが、ことここに
至ったら悪意を持って対処した担当者への処罰と言う意味では日本よりも中国の方が
毅然とした態度を取ると思います。日本はおそらくは誰も何も責任を取らないのでしょ
うから。
一度、御破算で願いましては~とやってもらって、民を騙した官僚や東電のスタッフ
さんにこそ、まあまあとやる裁判官ではなく、陪審員裁判による民意で罰は受けて貰
いたいと思います。日本はまだまだ捨てたものではないと思います。上岡龍太郎さん
が裁判員なんかに民衆を強制的に出させるのではなく、市議会議員の半数をくじ引き
で当たった人に強制的に議員にした方がよっぽど政治を考える様になるし、良い国に
なると思うと言っておられました。裁判に参加するより、政治に参加した方が国の形は
変わりますよね。
沈みゆく船ですから、なんとかしないとダメなんですが・・・。もっともアメリカも欧州も
似たりよったり です。日本だけではないのでしょうが、仕組みを変えなきゃダメな
んじゃないのかな~。まだ日本には資産と言う体力があるので、率先して変わるチャ
ンスはあると思います。どうやったら出来るのか・・・ 政治はバカ過ぎてまっぴらゴ
メンと言う経済界の若きエースに登板いただいて世直しして貰ったら良いんですけどね
~。
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