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カンブリア宮殿・・・ジャーナリスト / 鳥越俊太郎さん

 鳥越俊太郎さんがゲストでした。

 なぜ今、鳥越さんなのか・・・。

 鳥越さんは3月に朝のモーニングショーを降板されましたが、その番組でもご自身のガン

の治療のお話しをされておりました。ステージ4と言うレベルなのだそうです。

 この3月に朝の帯番組は降板されましたので体調がイマイチなのかな~と心配しており

ましたがお元気そうでしたネ。

 鳥越さんは1965年に毎日新聞に入社後、1976年にサンデー毎日に移動、1989年か

らはテレビキャスターとして活躍されています。『スクープ』と言う報道番組でもお馴染で

すが、過去数々のスクープ記事をモノにした経歴をお持ちです。

 番組では鳥越さんの業績にスポットライトを当てるのではなく、ガンとどう戦っているの

か・・・と言う現状から今後の抱負にスポットライトを当てていました。

 闘病記を執筆されたのでその本を村上龍さんが読んで今回のゲスト出演になったの

でしょうかね。

 村上さんが鳥越さんの本を評していたのは、とにかく前向き。ユーモアも交えて書いて

おられます、との事でした。鳥越さんの死生観は『人はみな死ぬ』だそうですので、死を

迎えるまでは元気で明るく居たいのだそうです。ただガンになったからダラダラと年を重

ねる事はなくなりましたね・・・と笑っておられました。70歳を過ぎてトレーニングジムに通

い、専門のトレーナーをつけて肉体改造に励んでおられるとの事でした。ジムで汗を流

すシーンも放映されておりましたけれど、マシーンを使ってかなりハードなトレーニングを

されている感がありました。このトレーニングでジャーナリストとしての体力を維持してい

るそうです。食事や睡眠にも気を配っているそうです。

 日ごろの節制とトレーニングがあの年齢になってなお取材へと駆り立てる原動力にな

っておられるのでしょう。ガンになってガンの闘病記を執筆しているのは同じ境遇になっ

た人の不安を少しでも和らげる為だそうです。鳥越さんの本は読んでいませんが、一度

眼を通しておきたいなぁ~と感じました 

 今、鳥越さんは『CSRプロジェクト』なる活動をされているそうです。

 ガン患者の就労について世に問う活動をされている機関だそうで、ガン患者さん達が

ガンと共に生きるには余りに厳しい現実があるのだそうです。それは治療費等の問題

だけでなく、ガンを発病したと会社に伝えると平均的には年収が40%減になると言う

実態があります。ガンと言う事で責任ある立場の職務を任せられなくなり、仕事を外さ

れたり、ひどい場合には解雇になったりするケースもある。会社側からするといざと言

う時に体調が悪かったりすると困ると言う事なのでしょうが、患者さんの側から見ると、

ガンに前向きに立ち向かわなきゃならない時に味方に後ろから撃たれるみたいな気分

になるでしょうね。

それが分かるからガンの告知を会社に出来ないと悩んでいる患者さんも多いんですっ

て。必然的に治療にかける時間が取れませんので病状は進行するのでしょう。

 ガン患者さんと就労の問題はなかなか難しいテーマですね。私にはそう言った問題が

ある事すら知らなかったので、それだけでも今回のカンブリア宮殿を見た価値はあった

のかも知れません。

 鳥越さんは語っていました。『ガンは身体におきた大事件です。おこるはずがないと

 思うのは間違いです。真実に向き合って忠実でいる事が大切です。』と。

 なかなか難しい事ですよ。ガンは治らない病気ではなくなって来ているので早期発見が

大切ですとよく言われます。なるほどと検診を受けたりしますが、もしその場でガンが発

見されたなら・・・と言う事まで考えた事がありませんでした。

 ガン患者さんだけでなくそれこそ震災で被災された方々も、日々機嫌よく暮らせたらと

思います。その為に必要な事ってなんなのだろう・・・と考える事、それも1回、2回でなく

継続して考えて行くことが案外大切なのかも知れません。

 失われた20年とか、リーマンショックから立ち直れない日本など、どちらかと言うとマイ

ナス評価が多い日本ですが、震災が本当に敗戦と同等の大きなショックとなって、震災

世代が出来て来ている様に思います。バブル以降、個人の富の蓄積に眼が行っていま

したが、震災によって社会的な連携が個人の活動に大きなシェアを持つようになり、価

値観も大きく変わって来ているのではないでしょうか。

 個より集団で生きる生き方の方が大切なのでは?その方が楽しいのでは?と思う様に

なって来ているのかな?

 節電だってそうですわな。エアコンをガンガン使いまくるなんて今は出来なくなっていま

すもの・・・。リーマンからの脱皮が敗戦的ダメージがあった震災によってもたらされる・・

・と言う事はあるのかも知れませんネ。

 そうなると『住まい』に求められるモノも将来は変化するのかな。長屋だったり井戸端

だったり・・・が案外大切な空間になるのかも・・・ 

 個人の富で豊かに暮らすには7億円位のカネが必要なのだそうです 

 なかなか個人で7億円は蓄財できませんね。そしたらカネに頼るのではなく、コミニテ

ィーの中でいかに楽しく、豊かに暮らせるのか・・・と言う方向に向いてくる様に思います。

高齢者向けの住宅や特養施設などを見ていると、日々の暮らしは保障されていますが

そこで果たすべき『役割』が設定されていないケースが多いんじゃないかな?消化試合

をするのでなく、日々ペナントレースを戦い、活力ある日々を暮らし、コミニティーの中で

喜怒哀楽を感じながら生甲斐をもって暮らせる事が大事な様に思います。

 先日ニュースで80代の船大工のおじいちゃんの話題がありました。もう何年も前に引

退していたのですが、震災で役に立つならとまたお仕事を始めたのだそうです。地域か

ら感謝され、舟で困った事はなんでも相談していますよと漁師の方もお話しされていまし

た。おじいちゃんはとても輝いていました 

 船大工みたいな特殊な能力ではなくても自分の役割を持って暮らせたら幸せなんじゃ

ないのかな・・・。

 話題が鳥越俊太郎さんから随分と反れました。

 いつもは村上龍さんのショートエッセイがあるのですが、今回もあったのですが・・・

今回のカンブリア宮殿は、鳥越俊太郎さんを通してその向こうにあるものを見る回だと

感じましたので、番組の意向にちょっと背きますがショートエッセイは割愛しました。

 ごめんなさい。

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