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風評被害について 日進市長。。。しっかりしてや

 京都五山の送り火に次いで、福岡の産直市、そして愛知県日進市の花火と、風評を

広げる愚行が続いています。

 日進市の花火とは、一部のクレーマさんが福島で作った花火は放射能汚染があり、それ

を打ち上げる事で放射能汚染が拡散されると言うクレームが日進市に20件ほど寄せられ、

慌てて市が福島の花火を使わない事とした、と言うモノです。

 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110924-00000108-san-soci  ☜ 産経新聞より

 上記の記事はよくまとまっていますね。

 純粋な善意、復興に協力しようと言う気持ちがとんだ仇に結果としてなってしまった事

が書かれています。『中止』そのものが風評の拡散に繋がっているのですから。

 ただ一部の狂信的なクレーマさんには健康についての理解を求める事が出来るかど

うか。。。と言う点もありますね。

 さて、反対意見が出ると急に『お役所的な事無かれ主義』が台頭してくるのが『主催者』

の悲しい性なのでしょう。

 が、『善意』でスタートした行事ならば、対峙すべきは『風評被害』の覚悟を持って敢行

すべきであり、敢行した結果、問題がなかった事を一件一件証明して実績を作って行く

事が廻りまわって被災地を助ける事になるのだと思います。

 本来は『国や県』と言った行政機関が問題はないとのお墨付きを与えるか、学者さん

達が同様の行為をすれば良いのですが、あまりに権威が失墜してしまった事も『クレー

マー』が増長する事に拍車をかけたと言う事はあるでしょう。

 『行事』に被災地支援を盛り込むのならば軽々に手を挙げるのではなく、医学的・科学

的に考察をして、その結果『GO 』と判断したら、よほどの事が無い限り、また放射能を

理由とした中止は絶対にしない、と言う覚悟を持って対処すべきだと思います。

上記記事で埼玉大学の松本教授がお話ししている通り、

 「原発事故を受け、いまは世の中に冷静な判断をする余裕がなくなっており、行政は

声が大きい一部の意見に流されがちだ」、「どちらが正しい選択だったか一概には言え

ないが、政治家はいったん決断した以上、どんな根拠をもって決断したのか、その過程

の説明を尽くすべきだ」ですね。

 さらに「いまは原発事故でプロ(専門家)の権威が失墜し、素人(一般市民)の直感や

不安が勝っている状況だ」と説明。「専門家や政治家がいくら安全と情報発信しても、言

葉が信用されなければ住民の不安はぬぐえない。政治家は『安全』と『安心』が違うとい

うことを理解し、住民の不安払拭につながるよう、粘り強く説明を続ける必要がある」

 とお話しされています。

 クレーマの声が大きいから行政・政治が民意だと勘違いするのかも知れませんね。

ただ安易な事なかれ主義が招く『風評』を理解しなければダメで、上記記事で日進市

長が「正直何が正しかったのかいまだに分からない」。福島県産の花火の打ち上げを

中止した愛知県日進市の萩野幸三市長が22日、花火店などへの謝罪後、報道陣に

向けて吐露した・・・ と言う点においても、民意の誤解と、粘り強く説明をする事を放棄

した点が間違っていたのだと認識しなければならないと思います。

 その時間がなかったと言うのであれば一旦は全てを首長さんの責任で敢行すると言う

覚悟でもって対応しないとネ。風評に対峙すると言うのは目に見えないモンスターとの

戦いです。ただ時間が経過した後には、『幽霊の正体見たり枯れ尾花』になる。

 不安にしない、させないと言う事、意味のない不買運動が起こってしまうのは松本教授

の言う『市民の不安』なのであり、それを抑えるのは医学的、科学的な根拠に基づく政治

・行政の毅然とした態度だと思います。

 『責任を取りたくない』から、五山の送り火についても、福岡の物産展でも、今回の花火

の件でも政治・行政は何ら指針を市民に与えようとしないのはいかがなものかと思いま

す。『煙が出たらまずは煙を消せ』と言うのが政の責任だと思います。民衆はバカでは

ないから時間が経てば落ち着くところに落ち着きますが、短期的には不安心理が勝って

間違う事もしばしばですから。不安心理が『モンスター』を産み出すのだから不安心理の

払しょくには万全を尽くすべきだと思います。

 首長や政治家、また行政に携わる方々も自分の仕事の役割を今一度見直して、しっ

かりと職務を遂行しなければ、この国難には対処できませんよね。風評が大きくなるも

収まるも我々の覚悟と真実を学ぼうとする意欲次第。事故は起こってしまったのだから

目を背けずにしっかり学びましょう。そして不安を早く払しょくして事故にも立ち向かいま

しょう。政治家さん達は民衆の代表者として、不安が起こらない様に正しい情報をしっか

り流し、また都度発生した不安、眼に見えた不安には毅然と対峙する覚悟を示して欲

しい。

※日進市長は間違った判断をして結果、風評被害を広めたとは思います。が、唯一、

首長としてお詫びをしに福島県に赴いた人でもあります。首長は最終的には『責任を

とる覚悟』があるか否かであり、判断は間違ったと思いますが、首長としての資質は

お持ちの方なのかなと思いました。

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