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福島の農産物について

 11月1日の『ガイアの夜明け』で、八百屋さんを通して『福島の野菜』を取り上げていま

した。

 福島県は土地も肥沃で寒暖の差もあり、今まで首都圏の食を担って来た地域です。

 ところが『原発事故』が発生し、福島産と言うだけで消費者が敬遠する風評被害に悩

んでいます。ガイアでは本当においしい野菜をちゃんと市場で選んで、もちろん安全性

も検査結果を確認して、そのうえで『この野菜は美味しいよ』と言う八百屋の大将のお話

しが取り上げられていました。その都内の八百屋さんに限っては『福島産』の野菜も仕入

れているし例年通りの売れ行きだと話していました。消費者の方のインタビューでも『あの

お店に並んでいる野菜はちゃんと大将が選別しているから安心して買っています。それ

にあのお店の野菜を食べたら、スーパーでは買えません。味が全然違うから・・・』

 別の八百屋さんでは、検査結果をキチンと提示して福島産の野菜を売っていました。

 検査結果を見てもなお、福島産は敬遠すると言う方も居るのでしょうが、番組ではそこ

そこの売れ行きはあった様に思います。

 中途半端な情報に踊らされ、安全、いや安全でない・・・どっちか良く分からないから

取り合えずしばらく敬遠しておこう・・・と言うのが消費者の大半の心理なのでしょう。

未だに政府・行政は責任を取りたくないから明確な説明をしていない。

 田原総一朗氏が現代ビジネスで『いま福島の農業を再生するために何が必要なのか

 田原総一朗・津田大介と福島で考える日本の農業 vol . 1 』 と言う討論をしています。

 http://gendai.ismedia.jp/articles/-/24558 ☜ 上記の討論です。

 二本松市長さんや大学の先生方も参加されています。討論と言うよりも vol. 1 はこれ

までの調査結果の報告会と言った内容です。福島原発以前の原発事故として『チェルノ

ブイリ』がよく例に上がりますが、実際に調査すると全然違ったデータが出て来ている。

『ひまわり』の例もよく出たけれども、セシウムはあまり吸着されなかった。チェルノブイリ

と福島は何が違うのか・・・? 福島では美味しい農作物を創る為に先祖代々が懸命に

『土』を創って来ました。それが結果として農作物の放射能汚染に強い畑を創っていた

のではないか・・・と検査結果を見て学者さんが考察されています。放射能に強い野菜と

そうでないものもあるのかも知れない。記事を読むまでそんな事は知りませんでした。学

者さんでもデータを分析するとチェルノブイリと全然違った結果になっていたり、『なぜ?』

がいっぱい出てくるそうです。原発事故は過去それほどあるわけじゃないですから、誰も

正確な情報・正しい情報は持ち合わせていないと言うのが正直なところのお話しの様で

す。そうならば、やっぱり面倒でも検査をして、正しい値を知って美味しくて安全な野菜を

米を果物を食べればいい。福島県の農家さんはこれまで代々、土地を改良し続けてき

たおかげで美味しい農作物を創る事が出来る様になり、そしてそれが実は放射能にも

強い畑を創っていたと言うのは凄い事だなぁ  

 農家さんや流通店舗のご苦労は偲ばれますが、検査をしっかりやっていただいて『安

全なモノ』である証明をしていただき消費者を導く努力をしていただきたい。それが『福島』

と言う肥沃な土地を活かす最短ルートになるのだと思います。

 桃の果樹園では実った桃を出荷したけれども値がつかないので畑に捨てている姿を

見ました。そのうえで来年以降の事を考え、経費が払えなくなるからと果樹園の桃の木

の半分ほどを伐ってしまっておりました。

 やむを得ないと農家さんが判断されての措置だったのでしょう。

 ただ出来ればそんな事はさせたくないですよね。そうする為には消費者が購入しなけ

ればなりません。さりとて危険を冒してまで・・・と言うのも違う気がします。産地は懸命に

努力して検査をし、また結果を報告もしています。消費者はそれを知る努力をする事、

また放射能汚染についても独力で勉強して、何が安全なのかを知らなきゃダメなんだと

思います。

 これまでずっと首都圏への農産物の供給基地として頑張って来られた福島県に対して

消費者が正しい知識を持って『選別』をする。もちろん福島県の農家さんも正しい判断を

促すために最大限の努力をして検査結果を公表する・・・。

 農家さんや消費者に落ち度がある訳ではないのですが、原発事故が起こったのは事

実であり、国や東電が全然頼りにならない中で、『福島』の事を考えると・・・ひいてはそ

れが首都圏の食を考える事にもなると思うのですが・・・それが必要不可欠な事だと思

います。

 それには正しい情報、最も最新のデーターが発表される場が必要であり、出来れば

そこには分かりやすい解説がついていると消費者も学びやすい。いたずらに放射能を

恐れるのではなく事故は起こってしまったのですから賢く対処しなければ・・・。

 福島の土地をどうするのか・・・首都圏の食をどう考えるのか・・・。

 とても大きなテーマがそこにはあると思います。

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