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天空の城 ラピュタ ~ 

 体調が悪かったので、今頃『ラピュタ』の感想です  

 『天空の城 ラピュタ』はジブリ映画の代表ですね。

 もう出来て25年になるそうです。歳を取るはずですねぇ~ 

 でもこれを越えるアニメ映画はジブリさん自身でも出来ていない様に思います。

 ストーリーが良くて、映画のテンポも良い。個人的には初井言榮さんのドーラ役が好き

です。ジブリ映画では北林さんといい初井さんといいおばぁちゃん役には素敵な女優さん

を使いますネ。もっとも小林薫さんや田中裕子さんなんかも声優としてよく登場するので、

いい俳優さんを声優として起用している・・・と言う事なのかな。

 ジブリ映画を観ていて思うのは・・・カタと言うのでしょうか。自然ではないのだけれども

『待ってました』と思える所が随所に散りばめられている事。演劇、歌舞伎などの動きを

しっかり取りこんで絵が動く所がいいんですよね。『真実』である事よりも『頭の中の像』

をよりリアルに描くこと。つまりはデフォルメの天才なんですよね。宮崎映画は  

だから観ていても楽しいし、実際に自分がその場にいる様な高揚感にも恵まれます。

 『ナウシカ』や『ラピュタ』は扱っているお話し自体が壮大で、かつ冒険の要素もいっぱ

いあります。ジブリお得意の風変わりな『乗り物』もいっぱい出て来ます  

あれも観ていて『少年の気持ち』になって行く小道具です。ヘンテコな生き物や乗り物が

出てくる事で眼の前の映画なのですが、頭の中にも像が出来ると言うか、虚構の中に

自分が入りこんでしまうんですよね~。映像もキレイだし。

 最後の最後までドキドキハラハラさせておいての大団円。しっかりと落ちまでつけてお

られますので、あの辺りは『落語的』な手法です。

 ポンと落ちをつけられて・・・エンディングロールとあの音楽。心地よい余韻に浸れる名

作だと思います。

 ジブリ映画には『ナウシカ』や『ラピュタ』を越える作品を・・・と期待しているのですが

ちょっと無理なのかな~  

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