堺屋太一さんと古賀茂明さんの対談
面白い記事を読みました。堺屋太一さんと元経産相の古賀茂明さんの対談です。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/16964 ☜現代ビジネス
堺屋さんと古賀さんのお話しがそのまま政策・行政に反映されたらいいのに・・・と思い
ます。
抜粋~
堺屋 本来、官僚はタクシーの運転手で、行き先を決めるのは政治家のはずです。政治
家が行き先を決めたら、官僚は迅速に運転すべきです。ところが菅さんはいきなり「おれ
が運転する」と言い出した(笑)。で、技量がないから大事故を起こした。こりゃいかんと官
僚にハンドルを握らせたら、これが定期バスの運転手で、乗客が何を言おうと決められた
路線、つまりは「官僚権限の強化」という路線を走っている。これが政官の実際の関係で
す。
抜粋2~
堺屋 経済について言えば、1人あたりのGDPで日本はシンガポールに追い抜かれてしま
った。これから韓国や台湾にも追いつかれるでしょう。問題は、そうなっても日本人が悔し
いと思わないことで、これを私は「大阪現象」と呼んでいるんです。
いまや大阪市では18人に1人が生活保護を受けていて、大阪府の教育水準は全国47都
道府県のなかで45番目。なにしろ中学生で一桁の掛け算、つまり九九ができない子が1割
もいるんですね。そういう子に先生が「しっかり勉強しないと大人になって困るぞ」と言うと、
「ぼくは生活保護受けるから、かまへん」と答えるというんです(笑)。
庶民レベルでも倫理的崩壊が始まっているのです。橋下徹知事の「大阪維新の会」が人
気を集める所以です。いいことも悪いことも大阪から始まります。ひょっとしたら、ここに
「維新の芽」があるかもしれません。~ 抜粋終わり
なるほど・・・ 橋下さん達の『維新』がなぜにあれだけ頑張っているのか・・・。
そして大阪のオヤジやおばちゃんがなんとかせなアカンと選挙に行ったんですね。
大阪のW選挙があれだけの投票率だったのも、大阪市民がアホじゃないと言う事か
第3の敗戦から早く立ち直って・・・日本がいい国になったらと思います。
『たかじんのそこまで言って委員会』 で、たかじんさん、ざこばさんが良かった と
笑っていたのが (当選記者会見ではざこばさんは眼をうるうるさせてました ) なん
となくですが分かりかけて来ました。
堺屋さんのご発言で、まだまだ日本は2~3年落ちるでしょう・・・と言うのが、ちょっとで
も早く止まって欲しいです。そしてはやく再び興隆して欲しい。もう私もいい歳ですから、
早くして貰わないとお役に立てませんからね~
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