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青春18きっぷの旅・・・浜松、静岡の旅 番外編

 静岡に着いたらすっかり夜モードでした。

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 こんな横丁があるかと思えば、クリスマスは過ぎているのですが・・・

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 こんなライトアップもありました。

 居酒屋さんで味噌味の静岡おでんをいただいていたのですが・・・店内にですねぇ~

オッサンの域は通り抜けてしまってもう初老と言うコート姿のオッサンとなんとも美しい

20代の女性が入って来られました。え~っ、どんな関係  

 あのオッサン何者やねん~。それにしてもキレイな女性  

 テーブル席の私です。静岡おでんの感動もそこここに。もうすっかり静岡おでんに満足

してしまっている私はすっかり妄想モードになってしまいます。距離も微妙に遠くて何か

を話しているのは分かるのですが会話は全然入って来ません。もう年末ですから上司と

部下が飲みに来ているのかな~。それやったらあのオッサン、絶対下心があるわ~。

あの女性めっちゃキレイやもん  

 念のためお話ししておきますが、私はそのヘンテコなカップルを眺めていたのではなく

お店の構造と私のたまたま座った席の位置関係で、どうしてもそのカップルが眼に入っ

てくるんです。決してジッと凝視していた訳ではありませんので。そこの所は誤解の無い

ようにヨロシクお願い申し上げます。ハイ 

 さてその女性ですが、竹内結子さん的な華々しさがあるのではなくて、檀れいさんを10

センチ四方の鉢に入れた感じと言うのかな。遠くから目立つ花では無いけれど、近くで見

ると見とれてしまう美しさがある女性。分かっていただけましたでしょうか 

 それにしてもあのオヤジです。何考えとんねん  と思ったら・・・静岡おでんもどこへ

やらです。実際は親子かも知りませんし、不倫しているのかも分かりませんで~。

なんせ遠いから声は聞こえないんですから・・・ 

 オッサンがカウンターのガラスケースの中のモノを指さしながら女の子になんか説明し

ている・・・アッなんか頼んだ~。女の子、笑ってるで~・・・。なんやねん 

 何度も言いますがマジマジと見ていた訳では無いですが、席の構造上、フツーに前を

向くと眼に入って来るんだから・・・仕方がありません 

 1時間一本勝負の静岡おでんの居酒屋さんでこんな出来事があったんです。

 すっかり頭は妄想モード。

 そんな時に、駅に向かう道が分からず  そばに居た方に道を尋ねました。

 そしたらその方、黒っぽいコートを着たOL風の女性でした。化粧っけはあまりなくて素

朴な女性。その女性が私に微笑みかけて、懇切丁寧に駅への道順を教えてくれました。

 声のトーンも高くなく低くなく。一瞬たじろいでしまったのですが、それでもなお笑顔で

駅への道を説明してくれます。

バチバチバチ  私の頭の回路はショートしまっせ。

何を説明してくれても分かりますかいな~  

ボーッと彼女を眺めておりまして、ようよう説明が終わった時には・・・『好き』って言いかけ

ましたモン。この時、『好き』って言えるかどうかが草食系か肉食の違いですね。きっと。

彼女はひとりで辻に立っていたわけですから、ご一緒にお酒でも・・・と言えれば良かった

のでしょうが・・・そんな大胆な事など私に言えるはずがない  

 静岡って新幹線で通過するだけの町であり、東名を走っている時にはあまりに広すぎ

て『 いい加減にしろ、どこまで走っても静岡から出られへんやないけ  』と思う土地

柄なんですが、案外素敵な町なんですね。

 そこから駅まで15分程だったのですが、歓楽街もあって営業されている女性やらこれ

からご出勤されようとする女性も随分いらっしゃいました。みんなキレイ  そう思う

町だったです。ハイ。

 もちろん一部例外があるのはどこの町でも一緒です。

 一部の記憶は抹消してありますけれども、『総じて』華やかな町、静岡と申しましょうか。

バラ園みたいに艶やかな感じでは無くて、コスモス畑と言う感じかな~。

 分かりますか~この加減。

 一面のコスモス畑~。色も淡い感じです~ 

 アカン、また来よう  

 静岡を私はそう感じたのでした~ 

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