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嘘ばっかりの農業保護 (過去の農政が間違っていたんです)

  『TVタックル』を見ました。

 山田前農水大臣と山本一太議員、飯島元秘書官などが出ていました。また専業農家の

おじさんも出ておりました。

 TPPと言えば、農業問題。農家がメチャクチャになってコメなどの自給率が下がる・・・と

山田さんが言ってましたが、専業農家のオジサンはウソだと言ってましたネ。誰を守るの

かが間違っていると。収穫量の極めて少ない農業収入、年何十万の大半の兼業農家を

守ろうとしているのが山田前大臣やTPPに反対する人達の論陣ですが、そんな兼業農

家を保護するためにカネをばら撒いても自給率なんて関係ない。数こそ多いが、収穫量

は僅かなモノ。数が多ければ、利権、選挙の票田にはもってこい・・・。そんな農家さ

んを守る為に制度をがんじからめにして『農業、農家を保護する』と息巻いているのは笑

止千万た。大規模農家さんが農業に集中できない規制の数々を撤廃すれば、ばら撒かな

くとも自給率は上がりますよ、と農家さんが言ってました。山田さんはその方の発言を

聞く気にさえなっていないご様子で、ずっと下を向いてました  小さな農家も1票で

あり、支持母体としての農協を守る、僕は兼業農家と農協を守るんだと誤魔化さずに

言えばいいのに・・・。それもひとつの考え方、争点だとは思うので、それぞれがキチン

と誤魔化さずに主張したらいい。これでは世間受けしないと言う事は言うべきでないし

やはりやるべきでもないのでしょう。誰の為に仕事をするのか・・・と問われたら、結局は

自分の為・・・と言うのが国会議員なのだなぁ~と感じます。総理大臣、何々大臣、最近

特に目が死んでいると思います。リーダーの眼ではない。危機であればあるほど、もっ

と悲壮感、又はギラギラ燃えた目をしているのではと思います。ご老体ですが石原さん

だったり、橋下さんだったりは眼力が違いますワ。猪瀬副知事もおなじくです。

 国会は、議員数を減らすなんて事も出来なければ、財政、食料自給率の事よりも票田の

方を守ろうとしているんだもん・・・。TPPはあくまでダシとして使っているだけ。農業保護

と言えば通りが良いし、票になる、農協と言う支持母体も利権の上で喜んでくれる。

 何これ・・・って話しです。

 山本さんも山田さんもいい加減なんだなぁ~。結局はゴネるだけゴネて、兼業農家さん

にこれだけのカネを取って来たとバラマキをする為の利権の為の抵抗なんだなぁ~と

思ってしまいました。

 ギリシャになるとかなんとかいいながら、国会議員さんはこんな事を言う為にテレビに

出るんですね。消費税で揉めている方々も同じ穴のムジナだもん・・・。

 あ~あ、と思ってしまいます。

 自給率を上げる為には大規模農家さんが頑張れる仕組みを作ってあげた方がいい

のに、票にならないから誰もそんな事をしようとしない。誰の為の農業政策やねん・・・

と思ってしまいますワ。

 農業がダメになったのは今までの農政が間違っていたからで、競争が悪い訳ではない。

 生産額ベースの日本の自給率は70%と飯島さんは言ってました。(世界各国はこちらの

数字を公表しています。)

 借金、財政問題もそうですが、誤魔化しがきかない所まで来ているのだから、社会保険

年金も含めて一度ちゃんと設計をし直した方がいいんじゃないかな。

 カネがどこまで足りているのか知りませんが、もし本当に足りないのであれば、どこの

層にカネを出して、どこは斬るのか・・・と言う事もやらなければなりません。いざとなれば

お年寄りを完全に守れなくなることだってあると言う事です。その自覚でもって本当に血を

流し、返り血を浴びる覚悟で命がけでお仕事をする官僚、議員のみで事にあたって欲し

いなぁ~。

 少なくともここに出ていた議員さんにはその覚悟がないと思いました。

 衆参で何百人もの議員がいますが、命がけで職責を全うしようとしている方が何人い

るのでしょう?国会でコーヒーを飲まないなんて大臣は不快なだけです。覚悟がないなら

議員に立候補しないでいただきたい。国家財政が破たんしたら貴方には救いの手が差

し出せないと言う層だって出かねない、と言う覚悟は持って貰わなきゃ。

 あ~あ、また怒ってしまったなぁ 

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