地震予知の精度について
地球の営みは人類のそれよりはるかに長く、また人類が勝手に決めた『暦』にも縛られ
ないから、震災後1年とか、話題になった4年以内とか・・・あんまり『年』だとか『日』、『何時
何分』と言う事には地震は拘束されずに揺れてしまうのでしょうか?プレートと言うのは
岩なのでめっちゃ固いから、力がかかってもいつ割れるのか?と言う岩の個体差?が大
きいからいつ割れるのか分からないのでしょうか?後者が理由ならば何万年と言う単位
で動く地殻と岩の割れる許容値の幅を勘案すると、実際我々が知りたい1週間程度とす
ると 7日/10,000(年)×365日×100(%)で0.00019%の精度よりも岩の割れる誤差を
小さくする学問と言う事になるのかな?1万年と言う仮定がおかしいのか
1000年に一度と言ってみたり、600年や400年・・・どれが本当なの?とも思います
でも最低1週間程度の誤差でないと『避難』出来ない訳ですから、一般人が求めるレ
ベルはその辺りですよね。1ヵ月内に地震がこのエリアで起こると言われても避難でき
ないですからね。この精度で地震予知が出来るか出来ないかと言う研究と言うか学者
さんの討論って出来ないのかな?もし出来ないのであれば、地震予知はこの際、辞め
て発生したP波、S波をより早く捕まえ、連絡する地震速報に注力するのとあとは割り
切って工学的に建築等の技術にお金を投じるのが効率的と言うか科学的な様な気が
しますが、『だから文系は・・・』的な考え方なんでしょうかね・・・これは
都内ではどこが危険だとか、電車の先頭に乗ったらアカンとかそんな特集にはやっぱり
ちょっと読んでおこうかな? 普段行かない所に行く場合にも、あれ、そう言えば・・・と読
み返したりする自分がいます。天気予報を見ても傘を持って行かないのに地震の予知は
信用すると言うのもおかしな話です。天気予報はアメダス?で雲の流れと降雨のデータ
を見ながら予想するモノで言わば地震速報みたいなモノ。既に発生している地震の揺れ
を速報値で数秒前に知らせるのが地震速報ですから、ハズレると言うのはない訳です。
この期に及んで、地震の予測は出来る、出来ないと学者が論争しているのは困ったも
のですが、地震、地殻は時計を持っていないからなぁ~ 地震学者さんはまずは
日本海溝に時報を伝える所から始めないと・・・。( 怒られますね、反省 m(__)m )
正味な噺として、4年で○%と言う事であれば、いつでも災害に備えとけよと言うのと
変わらないレベルなのです。それを70%から50%以下に引き下げる学者の『誠意』
は分からないでもないですが、我々が求めている精度と学者さん達の研究の精度が
実は大きくズレていると言う事を証明しているのではないのかなと思いました。それな
らば災害から生命・財産を守ることが研究に対する費用対効果なんだから、今の予知
偏重は間違っているのかなと思いました。オオカミ少年を信じ続けるばかりでなく、時々
オオカミの被害を喰らってもなお、精度の低い『空襲警報』を信じなければならないと言
う事ですからね。学者の良心として微妙に数値を変更するのでなく、もっと根本から考え
なおさなきゃダメですよね。
それこそ何人いるのか分かりませんが、全国の地震学者さんが集まって2日位徹夜
で討論しているのを You Tube で観察していたらおおよその事は分かるのではないで
しょうか。無駄遣いなのかそうでないのか。ワイドショーや週刊誌は、この特集をやれば
せっかく儲かるのに・・・と残念がるかも知れませんが、こっちも命がかかっているので
ねぇと言いたい噺です。
もうこれから30年内には・・・なんて言われても避難できなければあまり意味はないで
すもん。せめて1週間の精度でしょ。30年の精度で分かっても東京から安全な所に首都
や工場を動かせないもんね。
だから文系はダメなんだよな・・・2番じゃダメなんですか?的な発想だって叱られる
話しなんでしょうかねぇ~
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