青春18きっぷの旅・2012年春篇・第2弾 福島浜通り ③
3万歩以上歩いておりまして、脚や腰が痛む中で、これから4時間半の電車はキツイ
また、いわき⇒水戸間の常磐線はスピードも遅くて、かつ『スーパーひたち』や『フレッシ
ュひたち』の通過待ちも2度あったりで結構くたびれます。旅のお供の『見仏記⑤』は読み
終わりそうです。時々寝ては本を読み、水戸で上野行きに乗り換えてからは高速で走るの
でやっとイイ感じになった・・・ そう思っていたら『天王台駅』に停車していた時に、
ドンと下から突き上げられました。何?一瞬照明が暗くなりグラグラと電車が揺さぶられま
した。電車の車体がギシギシと鳴り、ようやく地震だと分かりました。大きな地震だ
揺れている最中に、アチコチの携帯から地震速報が鳴りました。地震の揺れの方が
速報よりも早かったと言う事は震源から近いと言う事でしょ。ヤバイ と思いました。
最初に突き上げるような縦揺れがあって、その後にグラグラと小刻みな横揺れが起こ
りました。ただ東日本大震災程の長期間ではなく、比較的短い間だけの大きな揺れでし
た。
21時5分、千葉県沖を震源としたマグニチュード6.1の地震でした。帰路で通った日立は
震度5弱だったそうです。震災の被害状況を見て来たところでもあり、とても怖かったです
よ。もう取手より上野よりに来ている事もあって、帰宅困難になるとは思わなかったです
が、それでもしばらく運転見合わせのアナウンスが入った時には、帰りは何時になるだろ
う?とちょっとビビりました。安全確認と言いながらものの数分で常磐快速の爆走で走り
だします。こんなに急いで大丈夫?どうやって確認したの?と不安に思いましたけれども
JRさんのお見立てが正しくて何の問題も無く電車は走ります。
帰路は水戸⇒柏⇒新松戸⇒南浦和⇒北浦和の武蔵野線ルートで帰って来ました。
吉川美南駅は照明が灯っていましたよ。3月17日からの開業だそうですが、なんとなく
武蔵野線が快速になったみたいで面白かったですネ。
北浦和駅に着いてから自宅に帰るまでの僅かな距離の徒歩はさすがに身体が痛かっ
たです。
歩いた距離は3万4600歩 なかなかに充実の青春18きっぷの旅でした
追伸
常磐線の各駅の発車ベルがいろいろで面白かったです。
シャボン玉飛んだ・・・、
カラスなぜ鳴くの・・・、
上を向いて歩こう・・・
いつでも夢を などなど。 面白かったのは車掌さんも区切りのいいところまで
音楽を聞くんですね。特に『いつでも夢を』は面白くて・・・
星よりひそかに 雨より優しく
あの娘は いつも歌っている
声が聞こえる 淋しい胸に
涙に濡れた この胸に・・・
『言っているいる お待ちなさいな』 ココの転調、いわゆるサビの部分手前で音
楽を辞めてドアを閉めてしまうんですよ どうせなら最後まで聞きたいなぁ~と旅行
者の私は思いましたけれど。
発車ベルも地方色が溢れて、旅情の演出の役に立てているなんて・・・。恵比寿のあの
音楽はとても斬新だと思ったのですが、音楽に溢れているというのも良いものですね。
辞めちゃうんですよね。逆に言うと、この胸に・・・までは聞いてしまうんですね。
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