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鶴瓶の家族に乾杯・・・岩手県大船渡市 ゲスト 高橋尚子さん (前篇)

 24年3月5日の『家族に乾杯』の舞台は、岩手県大船渡市。ゲストはマラソンの高橋尚子

さんです。被災地の旅は再会編の石巻、塩竈、相馬に次いで4カ所目。撮影日は24年1月

25日との事でした。

 お二人が待ち合わせをしたのは大船渡駅前。だけど駅舎は津波に流されてありませ

ん。電車も走って居ないのでしょうか?

 駅が流されている位ですから町全体が津波に流されたのでしょう・・・オープニングで出

会った場所がたまたま仮設の商店街。仮設住宅は報道でも時々見ますが、仮設商店街

と言うのは初めて見ました。仮設商店街は2階建ての連棟式のプレハブでした。お店を

流された商店主さん達の支援策として仮設商店街の噺が行政から出て来たのが4月で、

お盆には出来るかなと言っていたのが、そこからズルズルと時間が経ってオープン出来た

のは12月。ほんとうに長かったです・・・とお話しされておりました。ここの商店街は大船

渡夢商店街と言うそうです。

 最初に入ったお店はブティックです。被災したお店の商品は全部流され、もうダメかな

と思っていたのですが、メーカーさんがバックアップしてくれて再び開業する事が出来た

とのこと。メーカーさん、どんな支援をされたのか分かりませんが、きっとグッドジョブ 

されたのでしょう。79歳の代替わりしたお母さんがいろんな支援をありがとうございます

と言っていた姿が印象的でした。

 40代くらいの店主さん曰く、女性たちがお買い物で元気になってくれるのが嬉しいと

お話しすると、鶴瓶さんも『日本は女性が明るければ町も元気になる』、Qちゃんも『お買

い物の楽しさが元気の源』と返していました。

 被害、ご苦労・・・いっぱいいろんな事はあったのでしょうが、それを乗り越えて新しい

航海が始まった  そう感じられる『大船渡夢商店街』なのでした。

 商店街に来られたお客さん達やお店の方々がドッと集まり、お二人しばらくサイン攻め。

番組よりも町のみんなに元気を出してもらう事が大切ですから、全然OKで鶴瓶さんもQち

ゃんそれに応じておりました。これは見ていて『ありがとう』と思いました。なんとも自然に

そうしたお二人に拍手です 

 この商店街の表具屋さん、和・洋菓子屋さん、魚屋さんを通じて、大船渡の事情を鶴瓶

さんが上手にレポートをしながら、お店の応援や商店街の応援も鶴瓶さんなりにやられて

いました。国営放送だとかなんだとか関係ない。それよりやらなアカン事がある 

鶴瓶さんも高橋さんも本当にグッドジョブ 

 魚屋さん曰く、8月頃からは三陸の海で獲れた魚が入って来ているとの事。お買い物

の楽しみや、近くの海で獲れた魚で食卓が潤って行くとそれぞの家族が元気になります。

商店街で地元の方々とお話しする事で、大船渡事情がだいたい飲みこめました。

(もっとも東北の方々は奥ゆかしいし、わざわざ来てくれた鶴瓶ちゃんとQちゃんに元気

なところを見せようとちょっと背伸びをしているのかも知れませんけど  ) 

 映像で見ると、1月25日時点では、道路や建物は全然復興の姿が見えないのですが、そ

れでも被災者の皆さんは震災を乗り越えて元気で新しい夢を見つけたみたい  大船

渡の方々の笑顔に大船渡の希望を見た気がします。

 鶴瓶さんが番組の冒頭で、被災地に一緒に行くのに『Qちゃんがいい』と言った通り、

高橋尚子さんは元気いっぱい、幸福の使者(天使)の様に見えました。

 大船渡夢商店街はウッドデッキ敷きだったので立派だなぁと思っていたら、このウッド

デッキやベンチ、各商店の看板はイギリスのカトリック教会さんからの支援物資だった

そうです。カトリック教会(救世軍と言ってました)さんもグッドジョブ  

和・洋菓子屋さんも機械とお店が流されてもうダメだと思っていたそうですが、仮設店舗

が出来て再びやり直しのスタートが出来た。これからだ・・・と。41歳の若旦那さんも東京

から戻って一生懸命洋菓子を作る努力しておられるそうです。きっと再建に夢中なんでし

ょう。次はQちゃんみたいな女性をお嫁さんに貰いたいとの事。女性に笑顔が戻り、町に

子供の声が増えて行くと復興のスピードは加速すると思います。びっくりする程の大きな

被害があったからこそ、大船渡が元気になった  

 もちろん被災しない方がいいんだけど、過去を振り返ってもせんないこと。未来に向か

って明るく元気に・・・そう言う気持ちが画面にいっぱいありました。

 何が悲しい、何が嬉しいと言うのか分からなかったけれど、途中から私は涙でボロボロ

でした。(鶴瓶さん、高橋さんの気持ちと、それを受けて笑顔で話す地元の方々の気持ち

がなんとも温かだったです  )

 『家族に乾杯』での被災地の放送はこれで4度目との事ですが、見る方も回を重ねる

ごとに、明るい気持ちで逆に被災地から元気を分けて貰える番組になっています  

 さてさて番組は大船渡夢商店街を離れて、Qちゃんが去年、子供たちへの支援物資と

して靴を届けに来た時に出会った漁師さんを探して海岸沿いに出ます。道は海岸沿い

の広い二車線道路だったのですが雪のせいか道はデコボコ。舗装がはがれたのかな?

と思うほどの荒れた道。中心街ではないからなのか、車内から見える景色には復興の影

は全然なくて、広い野原だけ。もう一年になるのに・・・と思っていましたが、Qちゃんは『去

年の4月の景色と全然違っています。あの時はガレキが道端にたくさん積んであったか

ら・・・』との事でした。それほどにひどい状況だったのでしょうね。

 なるほど一年かけてガレキの撤去をした・・・と言う事なのかも知れません。原発の影響

もあるからガレキも簡単に処分できないのかな。

 Qちゃんの記憶を頼りに漁師さんの家を探すと、なんとも素敵な70歳のおじいちゃんと

出会います。Qちゃんが『私と4月にお話ししませんでしたか?』と尋ねるも、『私ははじめ

て出会います・・・』  その時の写真を見せると『あれ?これは私です  』

おじいさん、Qちゃんと気づかずに4月はお話ししていたんですね  

 さてこの70歳のおじいちゃんですが、50年以上、カキの養殖をされていたそうで、お子さ

んも継がれているそうです。息子さんは今、どこにいるの?と尋ねると、『海でガレキを

撤去しているとの事』でした。10年もすると海も復旧するとのことですが、お金と手間を

かけて5年で復興させようとしている、国に頼ってるだけじゃダメだから・・・と笑っておら

れたです。

 海から大きな被害も受けたけれども、今まで海の恩恵で生きて来た。これからも海と

暮らしたいと笑うこのおじいさんは詩人でした。

 70歳のおじいちゃんが5年先、10年先の復旧した海を夢見て、頑張る姿にも打たれま

したし、またこのおじいちゃんがとてもいい顔をしております。今、眼の前の海には網が

入っており13人の共同事業で、昨秋からカキの養殖が再開されているとの事でした。今

年の秋口からまたカキも獲れるようになるとの事 

 去年の秋口からは漁師さんも笑顔になったよ・・・と笑う姿が神々しいとさえ思いました。

 神さん(漁師のおじいちゃん)と天使さん(Qちゃん)のツーショット  そう思った今回

の『家族に乾杯』なのでした。

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