散髪・・・
私は美容院では無く散髪屋さんに行きます
理由は簡単で、一度美容院で髪を切った際に、洗髪の時に前かがみではなく後ろ向
きにイスが倒れたのですが、身体の大きさが規格外なのか、スポッと首が入る所に首
が入らなくて、結局、洗髪中、首と腹筋で身体を支えるハメになり、身体がプルプル震え
たままの洗髪タイムになったから。中学校の部活の電気イスを思いだしました
あの苦役と前かがみのシャンプーが眼に入る苦役を比較したら、散髪屋さんの方が私
にはまだ優しいと感じたからです
散髪で頭をいろいろいじってもらうのは大概気持ちのいい事が多いのですが、どうしても
洗髪は好きになれないですね。嫌やなぁ~と思っているのに、痒いところがないかなんて
聞いてくるのも嫌い。シラミが居る世代じゃなくて毎日頭は洗っているから、わざわざ掻い
てもらわなアカンところなんかないっちゅうねん
それよりも早く終わってくれ。。。いつもそう思っています。
さて、いま私が行っている散髪屋さんはおじいちゃんのご夫妻だけでやっているお店
です。しかもおじいちゃんは脳の病気でリハビリを兼ねてお店に出ている(と思われる)
お店です。なんでそんなところに・・・と言うのもありますが、一度入った所がそうだった
のだから仕方がない。手があまり動かないからチョキチョキチョキと言う心地よいリズム
ではなく、ザクザクと名人が揮毫するかの様に頭を刈って行かれる。時々、腸がキュル
キュル鳴る音が聞こえるので、おじいちゃん疲れたのかなぁ~と心配してしまう散髪屋
さんです。
一日どれ位のお客さんが来るのか分かりませんが、私は縁だからそこに通い続けよ
うと思っています。このブログにも書きましたが、カミソリで襟足をザックリと斬られて、
血が止まらないまま、お会計を済ませた事もあります。帰路の自転車でなんか襟足に
風がまとわりついてくるなぁ~と思ったら、血が出ていました。それとても不快じゃなく
せっかくこれだけ血が出ているのなら、病院に行って血液型を調べて貰おうかなぁ~と
極めて前向きに思える散髪屋さんなのです。
我がウォーキングコースにあって、毎日そのお店の前を通るのですが、残念なことに
ここしばらく『臨時休業』の看板が出たままになっています。そろそろ散髪したいとは思
うのですが・・・かれこれ2週間表のグルグルが廻っていない。きっとおじいちゃんの体
調が悪いのだと思います。
その間も私の髪は伸び続けているので、ザクッザクッと揮毫する時には、さぞ気持ち
がイイことと思います あのおじいさんが刈る時にちょっと荒らしておいてあげたら
元気に散髪のお仕事をしていただけるだろうと思うので、しばし荒らしたままにしてお
こう。
今日はどうかな?と思いながら毎日ウォーキングで通るのですが、昨日は『臨時休業』
の看板がガムテープで止めてありました。強風で落っこちたのかなぁ
多少荒れた『お庭』状態ではありますが、それほど不快感があるわけでなし、また見栄え
もそれほど悪くないですから・・・まぁそれよりも体調が回復した時に、贔屓さんが荒れた頭
を持って行って上げた方が、師匠も嬉しいだろうと思うので・・・。
今日こそは『臨時休業』の看板じゃなくて、あの陽気なクルクルが廻っていて欲しいなぁ
と思いながらウォーキングをしています
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