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スマトラ沖で巨大地震が発生 (24・4・11)

 スマトラ沖で今日、マグニチュード8.7の巨大地震が発生したそうです。

 4月8日の『MEGA QUAKE』で外国の学者さんがスマトラ沖は地震の活発期にあり、今後

20年程度は危険だと話されていた通りの結果になりました。地震の規模もマグニチュード

8クラスの地震だと言われていましたのでほぼ正確な値です。

 さて、その学者さんは巨大地震は地球規模の話しであって、環太平洋レベルが地震

の活発期にあると言われていました。東日本大震災もその一例だと解釈しているようで

す。

 1000年に一度の地震がとうとう起こった。東北での甚大な被害はありましたが、今後

1000年は大きな地震はないだろうから、その間危険は少ない。やれる内に原発でもなん

でもやってしまえ・・・的な考えが原発再稼働派にはある様に思います。

 東電も事故の責任を取らず、僅かながらの賠償で済ますつもりの様です。国も東電に

責任を押し付けているので責任の所在があると考えていないみたいです。

 だから彼らの思考は、事故が万一発生した時の『責任』と『賠償』を避けて、『再稼働』の

お願いだけを主張する事が出来るのだろうと思います。

 でもこれは危険な思考回路ですよね。本来、技術者は危険回避の為に創意工夫をする

ものだと思います。それを十重二十重で経営者や監督行政庁の規制が規制する事により

更に危険回避がなされるのが、原発以外の技術なのだと思うのです。ところが原発に限っ

ては、技術者にも経営者にも、それを管理監督する行政庁にも『危険回避』や万一の事故

の際の『賠償・責任追及』が欠落してしまっていると思うんですよね。原子力はとてもパワ

ーはありますが、危険でもある技術です。だから複雑に規制省庁を設けたんでしょう。

ところが複雑にしすぎた為に『責任の所在』が不明確になり、いつのまにか『推進』だけが

ひとり歩きする事態になっていた。そこに東日本大震災が襲いかかった。これが原発事故

の問題点だと思うんです。ブレーキが効かない車に乗ってドライブをしていたのが原子力

行政だった。ブレーキが実は効かなかった事を民は知ってしまったんですね。そしたら

車に乗るのを辞めるのも含めて検討しなければダメなんでしょうが、大丈夫!エンジン

はかかるからまたドライブに行こうとアホぼんが言いだしている。メカニックもブレーキを

見ないで、これは有名メーカーの車だから安全だよと言っている。この車に乗って更に

ドライブを続けますか?と言う選択の時なんですよね。

 まして環太平洋では200年の内、20年間地震活発周期があると言う研究結果が発表

されている今、この無責任状態で誰の許可もなしにドライブに行こうと『どじょう総理』が

言っているのは流石にいかがなものかと思います。

 東電で責任追及がなされない様を見て、関電でも大飯原発再開の話しが出てしまう。

 技術者の良心を捨てて、悪乗りと言うか便乗と言うか。責任追及が無い中では甘えの

構造がこんなにも簡単に出てしまうのだなぁと思わざるを得ませんね。

 電力の需要と供給については明確な発表をしないで『不足』するから再稼働が必要と

言い、安全が確認されたらすべての原発を再開させると言い、しかもその評価は国が

すると関電さんは言ってました。大阪市の古賀さん達のチームが公開で会議をしていた

様ですが、上記の発言は副社長さんの発言だったのでさずかに驚きました。

 事故の反省などみじんもなく、万一の事故でも潰されないと安心しているのでしょう。

ただその『慢心』こそが事故の原因なんだと思うんですよね。その『慢心』がなくなってこ

そ初めて『再開』の議論が出来るのだと思うのですが・・・。

 また驚いたことに、東電での電気料金値上げを決めた背景の為替は1ドル107円で計

算していますとのこと。恥ずかしげも悪びれもなくそう発言し、岸さんがさすがにそのレー

ト感覚は可笑しいでしょうと指摘されても、『?』と言う表情でした。

 東電や関電には相当な意識改革が必要で、『慢心の芽』を摘むことを政府がやる事が

『再稼働』の近道なのだろうと思うのですが、誰もどこも『責任追及』を避けるから、こんな

当たり前のことさえ分からないのでしょうね。

 橋下さんが『8ケ条の条件』を出しても、『支離滅裂』と言葉遊びをしてはイケナイのだと

思います。斟酌して『活かす』のが日本の風土、『恥の文化』なのですが、一向にそんな

気配がありません。放射能は無主物(所有者がいないモノ)で、それが付着した場合は

付着したモノを所有している人が全責任を負うべきなんです、と東電は主張して、裁判

をやっているらしいですが、『???』ですし、それでも除染には『出来る範囲で協力しま

』けれどね、と言うのが東電の主張だそうです。裁判所も『除染の責任は国にある』と

判決し、被害者が控訴しているとのこと(サンフィールドゴルフ)を、広報担当が話してい

る報道がありました。

 『切腹』をもって命で詫びるかどうかは議論がある所でしょうが、社会的な制裁は甘ん

じて受けなければいけないと言う『倫理観』が無いのはいかがなものかと思います。

 大気汚染や工場廃液、騒音に臭気などはすべて『無主物』だから、それを除去しなけ

ればその地で操業できないと言うのは現代では当然のルールであり倫理観だと思って

いたのですが、『公害』が問題になった以前の思考回路で、火力、水力、原子力発電所

を操業していると言う事は大問題でしょう。

 紀藤弁護士も『そんな主張は通らない』と一刀両断していましたが、裁判所はそれを

支持していると言うのですからおかしな話しですね。高度経済成長の負の側面だった

公害問題を何十年もかけ、また莫大な費用を投資して日本は環境を正して来たのに、

『公害』を肯定する企業文化を持った企業群が電力各社だった。これは地域独占のな

せる技なのだと思います。『独占』は『甘え』、『慢心』を生むんですよ。

 『ストレステスト』じゃなくて、道徳・修身のテストを電力各社の役員は受け、ついでに

野田さんはじめ閣僚にも実施したらいい。世の中を騒がす鳩山さんにも特別にテスト

を受けさせてからイランに行ってもらえば良かったんです。その合否判定は空港の金属

探知機でやれば羽交い締めにしなくても良かったのに。『贈与、納税』に関する出題と

世間を騒がせる罪悪に関する太郎さんと花子さんレベルの問題を出せばずっとピンポン

と警報音がなり、外交の責任者と自負しても渡航が出来なくなるんじゃないでしょうか?

 冗談を言っている場合では無いですね。

 スマトラ沖の地震がまた発生したと言う事実に鑑み、本当に巨大地震が来るものとして

万に1つの可能性もないと言えるレベルで、危険を審査してほしい。それでも事故は起こ

るものだとは思います。その時には、徹底した事故原因の究明をして、責任者は『切腹』

する覚悟で事にあたれと言いたいですね。

 原発事故は多くの財産や殺生与奪の権限を伴う事故であり、それを充分に把握した

上でなお、電力がこれだけ足りないので、皆さんに迷惑はかけない事を約束し、世間か

ら与えられた電力供給と言う使命を果たす為に原発を再開させてほしいと言うのかどう

か。責任を全うする覚悟があるのかどうか?目先の利益だけで軽々に発言しているの

ではないと言えるのかどうか?

 『発言』には『責任』が伴っていたものですが、経団連のおじいさんも責任を果たさずに

身内擁護的な発言を繰り返していますからね。

 『今時の若い者は』じゃなくて、『今の年寄りは道徳の授業を受けていないからな』と

言うところなのかな 

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