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原発再稼働なんでしょうか・・・

 何が何でも原発再稼働なんでしょうか?

 なぜ『大飯原発』の再稼働がこれだけ話題になっているのでしょう。

 大阪の府市統合本部のエネルギー戦略会議での関電副社長の発言を聴いていると、

これでは『ダメ』だ・・・と思ってしまいます。

 http://www.youtube.com/watch?v=yY_5Pi5Qz3k&feature=channel&list=UL You Tube

より

 関電副社長は、安全の判断は国に任せていると言い、政府は各電力に任せている。

 結局は無責任体制です。

 関電の副社長の立場であれば、『安全を問われれば、全責任は関電が負う。福島第一

以後、当然原発に対しての眼が厳しくなっているので、これだけの処置をする・・・。これ

で安全を担保した』と最低限言うべきです。

 国に安全と語らせて原子力を再稼働させ、自己の利益だけを追求しようとする関電の

副社長の意識は組織のリーダーの発言とは思えません。万一の時には、福島第一の東

電よりも、当然の事としてはるかに重い賠償責任を問うと国は言うべきだと思います。

それでもなお、『再稼働』をしたいのかどうか。賠償責任および刑事罰に、政治・官僚・電

力各社の責任者は当然の如く問われる事を承諾した上で、それでもなお、電力の供給責

任を果たすべく、再稼働に進もうとするのかどうか・・・と言う『踏み絵』はキチンと踏んで

もらった方がいいと思います。

 電力各社の、賠償責任を国に押しつけ、利益のみ奪取しようと言う手前勝手な態度に

は腹が立ちますが、その意を受けて国が動くと言うのもどうかと思います。

 万一、電力各社が原子力再稼働を要望するのであれば、福島第一の事故に対しても

東電任せにするのではなく、各社がこぞって事故の沈静化に当たるべきだったのに、あ

れは『東電さん』の問題としてしまったのも企業倫理として正しかったのかどうか。

 他社の事故とは言え、原発に向きあう『良心』とが全く感じられない彼らに、諸刃の剣

の原子力を任せて良いものかどうか・・・と私は思います。

 百歩譲って、原子力の再稼働を容認するのであれば、安全の審査は電力各社では

なく、規制省庁に委ねるしかないのでしょうが、ホイホイと再稼働に向かう政府や官僚に

も任せて良いものかどうかと言うところです。

 事故が起こる『体質』を放置したままでの再稼働はあり得ない。これが電力が足りない

事は危機だと感じつつも、原発再稼働を認められない人の意識だろうと思います。

 『再稼働』を言うのであれば最低限、既にモラルハザードしてしまっている意識を正して

欲しいと思うのですが、一向に体質改善に取り組もうと言う姿勢が見せません。それ

どころかごり押しをしようとする態度が先の動画の関電副社長の態度でもミエミエになっ

ています。

 あれだけの事故を地域独占の同業他社が起こしたら、フツーの神経ならば再発防止に

注力するでしょう。政府・監督行政庁から言われるまでもなく安全が確認できるまで、自ら

操業を停止するのが一般の企業ではないでしょうか。

 これで安全だと確認できてから再稼働するのが企業倫理でしょう。

 なぜそうならないのかと言うと独占だからですよね。甘えです。国が株式を持つことにあ

れだけ抵抗した電力会社ですが、責任だけは『国』に押しつけてようとする。利益追求は

私企業だから当然なんだけど、賠償責任は国に押しつけてしまうと言うのは大変に厚かま

しい存在ですね。私企業としてあり得ないのではないでしょうか。電力料金は世界トップレ

ベルの高値です。それは利用者に押しつける。それを国が認めてしまう。

 政治・行政・電力各社は福島第一の事故を『震災の責任』にしないで、謹んで猛省す

べきだろうと思います。地検も刑事罰を問うて責任の所在を再確認し、再発防止に真摯

に向かえる様にお尻を叩く事をすればいい。

 震災後一年経ってなお、こんな話しをしなければならないのは、自分達が本来やるべ

き仕事を怠けた為ですと詫びた上で、今夏、もしかするとこの冬も電力が不足するので

節電の協力をして欲しいと依頼するのがスジでしょう。詫びたくないし、電力の不足も認

めたくない。でも独占も続けたいし・・・。一石三鳥も四鳥にもなるのが原子力か・・・。万

一の事故は怖いけれど、千年に一度の地震は既に発生したのだから、次は千年後だ

と責任がある方々すべてが盲信しているのだと思います。

 この変な馴れ合いが正されたら、原発の中でも安全性の高い所からそうでない所まで

ランキングだって出せるでしょう。万一電力が足りないのであれば、安全性の高い所から

稼働させればいいんです。安全性が低い原発が発表されると言うのは、やっぱり原発の

安全神話は嘘だったのか・・・となってしまう事が監督行政庁には恐怖なのかも知れませ

ん。でも福島第一の事故が起こってしまったのですから、やはり詫びるべきは詫びなきゃ

ダメ。腹をくくって詫びを入れた上で、日本を事故の危険に晒すことと電力不足の危険に

晒すこと・・・のどちらを選択するのかをジャッジして欲しい。そのジャッジをするのは誰か

と言う事も考える必要がありますね。本来はこの一連のジャッジを早々にしなければな

らなかったはずなのに、すべて放置して、その任にない方々がいい加減な判断をして

押し通そうとしているのが問題なんですよね。

 軽々に責任と言うなかれ、また責任を取らなければならなくなった場合には、自己の

良心に基づいて対処すべし・・・。

 この点が腑に落ちないから、世間は怒っているんですけどね。

 『原発の再稼働はダメだ』と言うのではありません。橋下さんが言うのがもっとも我々の

意見を代弁していて、『原発は現状、安全ではない。その意味では再稼働が出来る状況

ではない。だけど電力不足も深刻だと電力各社は言っている。事実かどうかは別途精査

報告します。さて、もし電力が不足すると言うのであれば、原発の再稼働を検討する必要

があります。造られた年次、地理的要因も含めて一基ごとに安全性に差があるので、そ

の判断もやりながら、安全度合いの高い所から不足する量の再稼働を認めて貰えない

だろうか?』と問うたら、再稼働反対と容認の状況はずいぶん異なると思います。

 上の話しでマズイ点は、『危険の肯定』ですね。危険度合いの高い所は猛烈な反対運

動が起こるだろう。誤魔化して推進してきた事を詫びなければならないので、なかなか

勇気の要る行為です。でも政治屋さんや官僚さん、電力各社はよく考えてほしい。事故

が起こってからお詫びするのと、過去をお詫びするいずれがマシかと言う事を。

 福島第一の事故に真正面から向き合わず、あの事故は震災のせいだと責任転嫁を

政治・官僚・電力はしてしまっているので良心の呵責がないのがそもそもダメなのですが

あの事故に向き合えば、その判断も出来るだろうと思います。

 そこを逃げるから『嘘』を察知され、信用できないと言われてしまうのです。

 腹をくくることだと思います。

 震災直後『第二の敗戦』と言われましたが、各都市の大空襲を受け、原爆が投下され

るまで敗戦を受け入れられなかったあの時の過ちを繰り返してはイケナイと思います。

 今の事態はもっと簡単明瞭です。またA級戦犯として命を取られる事もない。(個人的に

はそれに値する刑事罰を受けるべき人がいるとは思うが。)

 政治・企業経営のトップは『責任』が取れるかどうかでしょう。

 『安全』とまだ誤魔化し続けるのは辞めて、潔く非を認めるのが良いと思います。

 

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