地元・・・
原発の地元は大変なんでしょうね。
大飯の再稼働に至る町議会の状況を You Tube で見ました。
http://www.youtube.com/watch?v=8NwYYpa_Ric&feature=channel&list=UL
大飯の議長さんの振る舞いの悪さは置いておくとしまして、原発が無くなる事に対して
地元経済がビビるのも分かります。地元を守りたいので議長さんが悪代官の如きふるま
いをしてしまうんでしょうね。
地元は今まで大変な苦労をしてきた・・・。だけど福島第一の事故を見るともろ手を上
げて賛成は出来ないと言うのが地元の意見なのかな。
政府も姿勢を変えて、廃炉するところは廃炉の決定をして、ただし、地元には廃炉で
数十年に渡って、個別にどれ位のお金が落ちると言うのを明示し、なるべくそのオカネ
は大手ゼネコンが美味しい所を取れない様にしたらかなりの部分は解決できるのでは
ないでしょうか?
大飯再稼働では、このまま再稼働をすると、電力を享受している関西圏が大飯
の地元の拝金主義に対して拒絶反応を示してしまうんじゃないのかなと想うんです。
これはなんともやりきれない。
政府や関電がダメ過ぎるのですが、『絆』で地域のエゴを無くして手をつないで行こう
と言うのと、全く逆の地域感情の対立が起こってしまっている気がします。
今まで迷惑を引受けてくれたインセンティブを地元にはちゃんと取って貰う。電力消費
地は今までのお礼はきっちり筋を通す。
このシナリオを書くのは難しいのでしょうか?
無理筋で再稼働を推し進めるよりもよっぽと筋のいいシナリオだと思います。
電力各社の総括原価主義的な利益に傷はつくかも知れませんが、日本と言う国の、
それこそ『子供たちに遺す国土』を考えるとやむを得ないでしょう。
今まで筋らしい筋を通さない現政権にはこんな事は理解できないのでしょうかネ。
| 固定リンク
コメント