« カンブリア宮殿・・・ゲスト アマゾン CEO  ジェフ ベゾスさん | トップページ | 登山 »

NHKスペシャル MEGAQUAKEII(3)“大変動期”最悪のシナリオに備えろ

シリーズ第3回目の放送です。

地震のメカニズム、津波のメカニズムに続く第3回目の放送ですが、東日本大震災後、

地殻は『大変動期』を迎えており、最悪のシナリオに備えましょうと言う番組です。

1回目、2回目はとても分かり易かったのですが、3回目は『備え』なので、期待値ほどの

内容ではなかった感があります。番組内のドラマも『何のこと・・・』と言う感じでした  

番組が指摘した危機は ①首都圏直下型の地震、②富士山の大噴火 の2点です。

まずは①の首都圏直下型地震ですが、茨城南部、千葉東部、東京湾北部の3地域で

の地震は引き続き頻繁に発生しているとの事でした。注意しなければならないのは、

震源の深さが浅い地震で、マグニチュード7レベル、最大震度7、23区周辺では震度6

強程度の地震はいつでも発生する可能性があるとの事でした。番組で紹介された新た

に発見された埼玉県内の南北の活断層と言うのは衛星写真を重ねた図からは東上線

沿線(荒川?)みたいに見えました。ここが震源になると都心は大災害になる可能性が

あると言う紹介でしたね。

続いて②富士山噴火です。報道や週刊誌で富士山噴火の記事にはよく接します。

危険がありますよ・・・と言う警鐘だと思っていましたが、直近のマグニチュード9クラスの

巨大地震6つの内で、火山の噴火を伴っていないのは東日本大震災だけなのだそうで

す。地震によって地殻の力のかかり方が変わったと言う紹介は本番組でも第一回で紹

介されましたが、地殻の力のかかり方が緩むのでマグマが上昇して噴火すると言う仕

組みそのものはなるほど納得です。

福島の吾妻山、秋田の駒ケ岳など多くの山で今まで見られなかった火山の予兆が見ら

れるとの事でした。富士山の噴火が騒がれるのは、江戸時代、宝永地震と言う地震が

あって49日後に富士山が噴火したそうです。震災直後富士山周辺を震源とする地震が

起きた事で、そのリスクはあると思われているとの事でした。

富士山が噴火するとどうなるのか・・・。

噴火口の場所にもよりますが、富士山の南部で、溶岩が南に流れ出た場合だと、富士市

の市街地に溶岩が流れ出すそうです。溶岩の流れは早くないので住人は避難出来るが

新幹線や東名などの交通手段は寸断され、東西の交通網は遮断されてしまうだろうとの

事でした。

また厄介なのは火山灰。火山灰は電気を通すので停電が発生する。また道路はスリッ

プして走れなくなり、空港も閉鎖されるだろうとの事でした。23区内でも半月で10センチの

火山灰が積もるそうです。屋根に積もった火山灰の重みで倒壊する家が出てくるのでは

・・・と言う事でした。富士山が噴火すると、首都圏の都市機能はマヒしてしまうみたいで

す。

番組では、東日本大震災を教訓に、地震の予知の最前線を紹介してくれました。

海底の隆起に着目する方法と、上空の電離層と言う箇所の電子量を調べると言う方法。

海底の隆起は『東日本大震災の場合には』そう言う事象が見られたと言う粋を出ないの

かなと言う感想であり、電子量は、トルコ大地震、四川大地震の時にも数日前レベルで

予兆があったと言う事です。問題は普段のイレギュラーな状態がどれ位あるのか・・・と

言う事ですが、その点のコメントはありませんでした。その点が誤報の頻度と直結する

話しなのでもうちょっと詳しくお話しして欲しかったですね。

番組のラストではアナウンサーさんが、さまざまなデーターから日本は『大変動期』に

入った感があり、災害は避けられないだろう。ただ適切に対処する事で被害を抑えること

は出来ると発言されておりました。

報道は前のめりになって、たとえ誤報になろうとも、危機を知らしめる役割があると思い

ますので、その意味では素晴らしい番組だと思います。

ただ『予知』と『災害予測』と言うとても難しい領域を今回は描いているので若干、ボケて

しまった感が出てしまった。少なくとも前2回に比べると間延びした感のある放送内容で

した。

第一回でも、巨大地震が起こり易い周期に入っていると紹介されておりますが、今回の

放送でも、数百年と言う単位での『大変動期』に突入してしまったと言う事でした。

原発など、過去数十年に照らして『安全』と素人の首相が判断してしまって良いのでしょ

うかね。ちょっと不安に思います。

ただ地震学者さんは、東日本大震災を予知できなかった事を猛省し、なんとか被害を

減らそうと努力している様に見受けられたのは良かったです。原子力の専門家さん方

は横柄と言いますか、あまり反省をしていない姿勢を依然として続けられておりますが、

どうしたものでしょうかね。

|

« カンブリア宮殿・・・ゲスト アマゾン CEO  ジェフ ベゾスさん | トップページ | 登山 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« カンブリア宮殿・・・ゲスト アマゾン CEO  ジェフ ベゾスさん | トップページ | 登山 »