お盆・・・
お盆で里帰りをしている方々もたくさんあろうかと思います。
私が生まれ育った大阪の実家は、高度経済成長の中で分家した家ですから、お仏壇だ
とか、ご先祖さま・・・の存在が全くありませんでした。
お盆の時期は、里帰りをしてお墓参りに行く・・・と言う事はありましたが、なんせ経験が
ないので、お仏壇に向かう方法が良く分かりません
今日も恒例のウォーキングをしておりましたら、提灯を持ってご先祖様をお迎えに行く姿
を何人もお見かけしました
ああいう風習は無くならないで欲しいと思いますね。
とある方に聞きましたら、お線香はご先祖様への「ご飯」にあたるモノなんですって。
「作法」が分からないので、お線香に火をつけるのさえ緊張しますとお話ししたら、
気持ちが大切だから、あまり気にせずに、お線香をお供えすればいいんだよとお話し
いただきました。だから車にはいつもお線香は積んであって、自分の家のお墓のそば
を通った時や、知人のお墓のそばを通った時には、ちょっと寄ってお線香を上げてくる
んだ・・・との事でした。
ちょっと感動しましたよ。私の友人でまだ向こうに逝った人は無いし、我が両親も健在
です。でも祖父母や伯父は亡くなっているからお線香は自然に上げれればいいし、そ
の気持ちが大切だなと思います。
もっと言うと、出来れば「気持ち」もそうだけど、あちらに逝かれた方々にキレイな形・
作法で敬意と追悼の念を表せたらいいなぁ。
いつものウォーキングコースに面したとあるお家では、大勢の方々が集まり、スイカを
食べたり、花火をしたりしてました
提灯もちゃんと灯っていたので、ご先祖さんも迷わずにやって来ておられるのでしょう。
ご先祖さんも一族郎党もどんちゃん騒ぎでなんとも楽しげでした。
ああ言う風景に眼が行くのは、自分も歳を取ったからなのでしょうね。
マイカーには私もお線香は積んでおこうと思います
ただ私の周りの方々も、そして自分も・・・慌てて向こうに逝かないで、この世は修行の場
らしいので、まだまだ一緒に切磋琢磨いたしましょう~
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