格付け機関って・・・
日本の家電に元気がないと言うのを格付け機関が次のように表現していました。
フィッチ・・・シャープを6段階ダウン・シングルBマイナス⇒21段階の16番目にしたそうです。
S&P・・・A- を BBBに2段階格下げ。
格付け会社と言うのは何をもって評価しているんでしょうかねぇ。シャープなんかの場合は
いまさらかいな?と言う気がしますし、パナソニックだって随分前からダメだと言われてい
ます。何かの動向を察知したから引き下げると言うのが正しい措置なんでしょうが、噂の
方が随分と早い訳で、格付け機関の存在意義ってあるのだろうか と思っています。
実際、日本国債の格付けに関して、高橋洋一さんが極めて出鱈目な作業をしていたと
言っていました。
そもそも公表されている企業決算なんて過去の数字な訳で、デジタル家電業界の動向と
自社の在り方が経営者本人にだって分からないに、取材や情報収集をするのでしょうが
それでも格付け機関が各社の経営状況を判断できるのでしょうかね。
一度に6段階も下げるって、この指標を当てにして投資をしている人に対して大変に
無礼千万だと思いますし、またシャープに対しても失礼です。真っ当に評価すべき何か
を発見したうえでの対応ならいざ知らず、言わば当て推量の世界でしょう。
それならば『風説の流布』に該当する行為ではないでしょうかね。
格付け会社と言うのは資本主義社会が生んだあだ花ではないのかな・・・。
そう思ったのでありました。
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