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カンブリア宮殿・・・富士宮焼きそば学会 会長・渡邉英彦さん

本日のカンブリア宮殿は『富士宮焼きそば学会』の渡邉さんがゲストでした。

名物にうまいもんなし・・・の代表格の『富士宮焼きそば』。

私の焼きそば好きをご存じの友人・知人の中で、富士宮に行って『富士宮焼きそば』をわざ

わざ食べた方のほぼ全員がガッカリした  と言われます。

私も実は富士宮に行きまして、焼きそば店をハシゴしました。本日の放送に再三登場した

オバチャンのお店にも行ってきました。(本ブログにツアー記録があります)

友人・知人同様に私もガッカリした者のひとりとなりました・・・。

たまたまカンブリア宮殿と同時刻、NHKで『阪神・淡路大震災18年・大都市被災 その時日

本は』と言うNHKスペシャルもやっておりましたのでどちらを見ようか迷ったのですが、NHK

は再放送がある。(1月27日 午前1時35分~2時24分) 美味しくない富士宮焼きそばを放

棄しないで時々チャンネルを廻しながらカンブリア宮殿を視聴しました 

ちょっとNHKスペシャルの方の紹介をしておきますと、阪神大震災の時、銀行が罹災し

てお金の流れも停まったのですが、日銀の神戸支店長・遠藤さんが手書きの通達を

書いてお金の流れを止めない様に奮闘された。遠藤さんの活動が取り上げられており

ました。ぜひ再放送は見なきゃと思います。

さて、本題に戻りましょう。

富士宮焼きそばの3つの特徴・・・①肉カスを入れる、②麺は硬くて腰がある、③だし粉

(イワシの削り粉)を入れると言う事でした。富士宮に行った際、スーパーで売ってたそれ

ぞれの具材も買ってきまして、自分でも焼いて見ましたが、そうそう美味いもんでもない。

都会にお住いの面々は知らず知らずにその道のプロが日々研鑽を積んだ末に出来た

商品を食べています。つけ麺の進化を考えたらよく分かります。

最先端を食べちゃっているので『素朴』を前面にPRされたモノを食べても物足りなくなっ

ちゃってるんですよ。プロの味と家庭の味・・・。富士宮焼きそばは家庭でも作れるだろう

と言う域を残念ながら出ていない・・・。だからガッカリするんですね。

第一回のB-1グルメで優勝したと言うのもミソで今のレベルなら優勝出来ないでしょう。

それほどにB-1グランプリに集う各ご当地グルメのレベルは上がっています・・・。

村上龍さんが経済的な効果って大事だよねとスタッフさんと打ち合わせたとの事で、

過去10年間の富士宮やきそばの経済効果が発表されておりました。なんと664億円。

凄いなぁ・・・の一語だけど、それだけ期待も裏切ってるんだろうナ。

さて富士宮焼きそば学会・会長 渡邊英彦さんは、B-1グランプリの生みの親でもある

んです。B-1は『町おこし』の祭典で、グルメの味を競っているのではない・・・なんて発言

がありました。

渡邉さんの町おこしとは・・・①真面目にあやしく、②やるならド派手に、③とにかく来ても

らうの3つで、その活動の報告なんかも紹介されました。

味の祭典ではないからプロはご法度で、その料理のプロは出店していないんですって。

売るのは『地元』で地元のPRが最優先。マスコミにもそういう注文をつけて紹介してもら

っているそう。

去年のB-1で優勝した青物のせんべい汁に集まる観光客と、せんべいの工場の繁盛や

お土産物店のにぎわいも紹介されておりました。

ご当地グルメと言って紹介されたのに、実際地元に行くと売ってなかった・・・なんて言う

のは期待を裏切るからダメだ。かと言ってプロを出すと、一部のお店の利益誘導になっ

てしまうからそれもダメ・・・。

そんなお話しでしたね。

村上さんがその年のグランプリにはいくらくらい必要なんですか?とナイスな質問をさ

れました。1億円あれば出来るとのこと。それに対して経済効果は70~80億円あるから

いいイベントですと渡邊さん。

1億円の運営費の出所としてコンビニ弁当に『B1グランプリ』のロゴを提供し、そのロイヤ

リティが地元と、B1グランプリ本部に支払われ、それが活動資金になっているとのことで

した。町おこしやグランプリの運営にはオカネが要りますから、これは大切なことですね。

利益優先では祭りが盛り上がらない、収入と社会科活動のミックスが大事と言うことでし

た 

この後、富士宮が実は生産日本一の『ニジマス』のPRについても紹介されたのですが、

私はニジマスは好きではないので割愛いたします。

ニジオ君と言うイケメンキャラを作り、実際にイケメン君にツアーガイドをしてもらって・・・

と言う事です。

村上さんの編集後記も紹介しておきます。

地方の活性化が声高に叫ばれるが、その定義がはっきりしない。「日本を元気に」とい

う表現も同じだ。活性化した、元気になったというのはどういう状態を指すのか。

個人的には「雇用」だと思う。人々が仕事を得て、給料が年々上がる、それが活性化

だ。だが前段階として、内外から人を引き寄せる必要がある。

渡邉さんは、地元の資源としての「焼きそば」を再発見し、人を集めた。人が、いなくな

るのではなく、集まってくる、それが活性化の第一歩だ。ご当地B級グルメは、小さな1

歩かも知れない。だが偉大な一歩に変わる可能性を秘めている。

観光客が行くことを思うと、やはりプロでもなんでも美味くなきゃダメ。

やはり名物に美味いもんなし・・・とガッカリするのでは町おこしもいずれは火が消えて

しまう気がする。

味でPRしたのなら、地元は日々大量に押し寄せる観光客のブームに甘んじないで、や

はり研鑽をし、これから来るだろう観光客を常に満足させるだけの味へと昇華させなきゃ

ダメですよね。

一時流行った宮崎の肉巻きおにぎりのお店がつい先日破綻しましたが、ブームになって

『元祖』は浮かれ、模倣モノが乱立して消費者が冷めてしまう。元祖はブームを見誤った

資本投下をしちゃってるからニッチもサッチモ行かなくなって破綻してしまう。

結果としてブームが去った後はより地元が疲弊する・・・なんて事にもなってしまいます。

肉巻きは『B1グランプリ』から出たご当地グルメではなかった様に記憶していますが、

町おこしだろうが、プロだろうが素人だろうが消費者・観光客にとっては美味いかどうか。

シビアですがそれだけです。

ブームになった時が勝負なんですネ。

青森のせんべい汁の紹介VTRを見ていると、せんべい工場はフル生産で作ったそばか

ら土産物屋に出荷している・・・なんて言ってましたが、味と質、そして価格を奢らずに

維持して行けるのかどうか・・・ちょっと微妙な感じでした。

渡邉さんの言う『町おこし』は大事だとは思うのですが、優勝でブームに火がつくと、ご

当地の飲食店や関連工場に巨額の利益が転がり込む。それはイイ事なんだけど、その

後に奢らず精進できるかどうか・・・と言うのは、本当はご当地で料理・食材に携わる人

全員の責任なんだけど、『町おこし』が主語ではその意識が希薄になるんじゃないかな。

努力してPRしたプロのお店が、ヒットの利益も享受し、日々研鑽に励んでブームではな

く息の長いヒット商品に育てていく・・・。

こっちの方が責任と利益がハッキリしているから結果として地元が元気で居られるんじ

ゃないのかなと思うのですが・・・。

渡邉さんの活動にヒントを得たグルメの祭典はアチコチで開催されるようになりました。

たくさんの人も集まってますね。

まぁ、美味しい物に出会えれば幸せだし、消費者がどうこう言わないでもいいのかな。

渡邉さんが企画したイベントがこれだけ広まった・・・ 

渡邉さんのおかけで全国のB級グルメがお手軽に食べれるようになった 

グルメイベントは面白いです  

ぜひ皆さんもお近くでイベントがあれば行ってみてください・・・。

※富士宮焼きそばについての感想は私個人の感想です。せっかく人気があるのだから

期待を裏切らないで精進してもらいたい。そう思います。だけど担い手となるべき各お店

の料理人さんや製造メーカーはきっと期待を裏切ってるとは思っていないと思うんです。

事実儲かってるんだから。だからこそ『名物に美味いもんなし』になってしまう。

困ったもんです・・・。

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