歴史秘話ヒストリア「空海からの贈りもの~天空の聖地・高野山~」
私は高野山に一度だけ行ったことがあります。
かれこれ20年前になりますかね。
番組の冒頭、外国の人たちが高野山を『神々しい別世界だ』と語っていましたが、私も
高野山に行ったときにそう思いました。
伊勢神宮には何度も参詣していますが、伊勢神宮にはない荒々しさが同居しており、苔
むす墓標と天にそびえる大木が知らず知らずに別世界へと参拝者をむ連れて行ってし
まうのでしょう。
パワースポットなんて言うと軽々しいですが、身体の隅々に高野山の空気を送り込みた
くて深呼吸をしばらくしていたのを思い出します。
秘話から歴史を紐解こうとするこの番組からはなかなか空海の思いは伝わらず、なんだか
よく分からなかったですが、空海さんが漢字を崩してより日本語にあうように努力していた
こと・・・空海が亡くなって数十年後にひらがなが出来たそうです・・・と、仏像の普及に力を
入れていたこと。なかでも不動明王は空海が初めて日本に伝えた仏像なんだと言うこと
は「へぇ~」と思いました。
怒っている仏像・・・怒りパワーに日本人は打たれたのか全国に親しまれている不動明王
が確かにあります。お不動さんと親しみを込めて呼ばれていますね。
高野山は本当にいいところです。
遠いのが難ですけれど、また行ってみたいと思っています。
数年後の高野山が開かれて1200年の時には大ブームになりそうな気がしますので、
少し早めに行くと、『私の高野山』が体験できると思っています
私が高野山に行った時には、悩まれている方が一心にお祈りをしたりして、ちょっと恐怖
も感じました。
1200年経ってもまだまだ信仰の場、悩みと向き合っている場なんですよね。
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