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NHKスペシャル「“いのちの記録”を未来へ~震災ビッグデータ~」

携帯電話やカーナビ、ツイッターの情報が、東日本大震災を経験した『その時』のデータ

が残っていて、それを持ち寄って行政や企業が防災・減災に活かそうと努力している。

いろんなデータを束ねたものを『ビッグデータ』と呼び、それにより被災者の活動が手に

とるように分かるようになったと言う。

青い光が携帯電話のGPS情報で、それに津波の浸水情報を重ね合わせて、被災地の方

がどういう行動を取ったのか・・・。

ピッキング行動と言って一度避難していた人達が、浸水域まで戻って、家人などを救出し

に行ったところを津波に襲われた人たちが実に多かったようだ。

地震後40分を経過してからの津波だったから・・・それがかえって被害を大きくした。

車が渋滞して道路が全く動かなかったところを津波が襲ったエリアもあったのだとか。

救援に入った自衛隊の方々もあの惨状な訳だから、手探りで救助活動をしていたそうだ。

が、携帯のGPSなどを使えば、どのエリアに孤立している人がたくさん居るのか・・・

どのエリアにより多くの部隊を投入すれば良いのか、と言う決定がデータを活用す

ることで容易になる。ビッグデータが瞬時に救助に活用出来れば、より多くの命が救える

のではないか。

『ビッグデータ』を分析すること、また活用することで防災・減災のための町づくりには活

かせると思う。避難所や渋滞のネックとなる橋の幅を見直す等は直ちに出来るのでは

ないか。

問題は救助のための情報を瞬時に収集して、消防や警察・自衛隊などがいかにそれを

活かせるのか・・・。短時間でより多くのデータを収集して、手探りの救助ではなく、本部

が適切な指示を出して救助に当たることが出来れば素晴らしいと思う。

国、都道府県、市町村・・・どういう単位で『本部』を作るのかなどの研究や討論が必要

なのだろう。

地震の予知は無理らしいけれど、ビッグデータの活用はそれを補って余りある減災の

可能性を示してくれたように思う。

まだ時間を要するのかも知れないが、ぜひ次の災害には活かしてもらたいものである。

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