八重の桜・・・
八重さんの婚礼が整って良かったです ハイ。ちょっとうるうるしてしまいました
『八重の桜』で長州が鬼の様に描かれていると山口県ではあまり評判がよくないのだとか。
もう100年も前の出来ごとなのに、未だ会津と長州は喧嘩しているんですね。
普段は勝った長州サイドからの視点が多い中で、八重の桜は会津目線の物語ですから
やむを得ないのかも知れません。
もっとも100年以上、会津は貶められ傷ついた歴史を持っていて、敗北した側はドラマなど
で描けない程に蹂躙されたよう。
太平洋戦争では日本国中、ひどい目に有った訳で、アメリカは許せるけれど会津・長州が
許せない・・・と言うのもどうかと思うのですがねぇ。
長州が賊軍になってしまったのは自ら選択したのだからやむを得ない部分もありますが、
会津の京都守護職はなりたくてなった訳じゃなし・・・。お役目に忠実な会津人の気質が
原因だから、会津は気の毒です。
しかも江戸城無血開城の煽りで、日本国中の不満のはけ口が会津に向かったのだから。
まぁ、ここで長州・会津のどちらの肩を持つなんて話しをしていては仕方がないので、
それぞれ早く自然に振る舞えるようになればいいですね。
会津・長州でさえ、こんな塩梅なのだから外国とは喧嘩をしない事ですね。
暴れん坊やワガママな近隣諸国とも上手に付き合わなければ恨みや憎しみは時の流れ
をもってしても、なかなか傷が癒えないのでしょう。
一時の怒りで拳を上げるのも良いですが、その後の仲直りで苦労することも考えなきゃ。
今日のドラマで西郷さんが勝海舟さんの所に会津征伐の相談に行ったとき、幕府より
日本のことを考えなきゃ・・・と諭してましたね。
対処高所に立って物事を考えることが大事なんでしょう。
だとしたらよほどのことがあっても喧嘩しちゃダメ・・・なんだろうなぁ。
よくよく考えると・・・幕末史で一番タチが悪いのは島津藩だと思うんですが、なぜに
悪く描かれないんでしょう。島津藩にならなきゃダメなんだなぁ~。
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