水曜どうでしょう…
久しぶりに『72時間 原付 東日本縦断ラリー』、『アメリカ横断』を見ました。
大泉洋さんが嬉野さんに…
十年以上前のVTRを『水曜どうてしょうクラッシック』として地方で見ていただいているのは
ありがたいことだね…
古さを感じないで見ていただける事を感謝して、そう話したら嬉野さんが冷静に…
そりゃそうさ、だって新しいことは一切やってないんだから…
そう返したと大泉さんが笑いながら話していました
確かに旅番組ですが、ほとんど地方の名産品だとか観光地を廻るなんてことはやりませ
ん。トレンドを追わないからこそ、古さを感じない…
そうか…古典落語に通ずる世界観がそこにはあったんだなぁ~。
そう言えば私が大好きな太川さんと蛭子さんの『路線バス』もほとんど観光地の紹介はな
い。古いVTRを見たりすると、なるほど確かに古いバスに乗ったりしているのですが、ま
ぁそこに古さはあまり感じないんですね。
バスを乗り継ぎ、乗り継ぎするから当然に景色は変わって行ってるはずなのに、もう景色
から飛び出した演者さんだけを頭の中で追う様になる…。
落語ワールドで主人公たちが自由にイリュージョンするのと同じ面白さが『どうでしょう』
にはあるんですね
いつ見ても面白いし、一度見てしまうとやはり最後まで見たくなる。
辛い旅をやってもラストは案外サラッと終わってしまうのも『どうでしょう』『路線バス』共通
のスタイルです。
ラストを重くしないから、また次も見たいと思わせるんだろうな
今年は『どうでしょう』班、また旅に出たらしいですし、『水曜どうでしょう祭』も開催される
そうです。
『ベトナム縦断カブの旅』を終えて、『水曜どうでしょう』から『一生どうでしょう』に番組は
進化した訳ですが、ちゃんと視聴者も一緒に進化しているからこそ『祭』に多くの方々が
集まれるのだと思います。
大泉洋君ももう40歳。
藤村さんも40代後半。嬉野さんやミスター鈴井さんはもう50代になってしまった訳ですが
少年のような旅をずっと続けて欲しいモノです
カブの旅的な肉体的にキツイものはだんだん難しくなるのかも知れませんけど、なんせ
『一生どうでしょう』ですからねぇ。
今年の春、行った『旅』がどんなものだったのか…とても楽しみ
大泉洋君はビッグなスターになっちゃったから、数年に一度の『どうでしょう』でも充分
満足しちゃいますね。
普段は『クラッシック』で昔の放送を見てれば満足なんだから…
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