八重の桜(22)「弟のかたき」・・・
泣きまくりでした。。。
山本権八役の松重豊さんの演技に涙が止まりませんでした。
いつのまにやら私もオヤジ目線になってしまったのかな。
覚馬さんを心配するうら役の長谷川京子さんも良かった。。。耐え忍ぶ姿がいじらしくて。
史実とドラマは異なるのかも知れませんが、薩摩の牢内で万国法に従って会津を討つなと
説き続ける覚馬さん。喉が潰れ、眼も見えなくなってしまっていました。
松方弘樹さん演じる大垣屋が牢にやって来た時には、袖の下で助かったと思ったのに。。。
錦旗に恭順を示した会津に、本ドラマでは西郷さんは会津討伐を見合わせる素振りを見せ
ました。史実がどうだったのか知りません。ただ勝さんと話した西郷さんの頭には万国法の
考えもあったのでは・・・と納得しながら見ていました。
『振り上げた拳の落とし所』と言う物騒な話もあるにはあったけれども、西欧列強のことを
思えば戦わないのが一番な訳で、何も会津を討伐する必要はなかったであろう。
新撰組や反新政府の諸侯、武士や浪人が会津に集結しなければ。
大きな勢力になって『窮鼠』状態になってしまうと覚馬さんが心配し、薩摩に説いた様に
『徹底抗戦』をしてしまう。
乾退助改め板垣退助の謂れが披露されましたが、板垣さんは会津をこれから蹂躙した
おします。残虐の限りを尽くした。これは史実です。
今の世界をぐるり見渡しても、『会津』みたいな状況に陥っているところは至るところに
ある気がします。
閑話休題。。。大河ドラマから大きく外れてしまいました。
今話はさすがに大河ドラマと感服しました。
毎回、泣きっぱなしのドラマは見るのが辛いけれど、来週もしっかり見なければ。
松重豊さん・・・権八さん、もう彼を悲しませないで欲しいな。
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