映画 『はやぶさ/HAYABUSA 』 を見て・・・
今さらながらの『はやぶさ』を見ました。
何度か明石の天文台に行ったっきりで、残念ながら天文少年ではありませんでした。
成年~中年にかけてすっかり色気づいてしまって、星がキレイだね と言う為に、
車の天井に穴は開けてしまいましたけれど、残念ながらそのセリフを語ることはなく…
こんなところで私の恥ずかしの記を書いている場合ではないですね
いやいやこの映画は良かったです。
少ない予算の代わりに研究者さん達の溢れる情熱があったから、『はやぶさ』は帰ってこ
れたんだ と言う事が良く分かりました。
情熱を持って仕事をするってイイですね。
『理科系』の楽しさが分かった気がします。
今の若者たちにぜひこの映画を見て貰って、何も宇宙でなくていいので、夢中になって・・・
それこそ没頭できる天職を見つけられるように今は苦しくても頑張って欲しいと思います。
研究者さんはそれこそ一生かけて研究をしても、成果が上がらなかった方だってゴマン
と居るでしょうし、映画でも取り上げられていましたが、長い研究だと亡くなってしまう方
や退官される方だって出てきます。でもそれは仕方がないこと。
ほとんどの研究者はそうなんだと割り切ってなお、研究に没頭する。決して無駄な研究
はない。うまく行かなくても『成果はある』。失敗じゃない。。。
『はやぶさ』だって、もうヨレヨレになりながら帰って来た訳です。
『はやぶさ』が日の目を見たかどうかなんて本当に紙一重の世界だったことがよく判り
ました。
いやいや何も研究者だけじゃなくて、どんな仕事だって『将来・未来』は見えている訳
じゃなし、人との出会いや運と言った要素は多分に含まれているんだから、勝利の女神
が微笑むかどうかは問題ではなくて、どれだけ眼の前の仕事に没頭できるかが大事
なんだと思いました。
科学者さんが桂ざこばさん演じる中和神社でお札を貰うシーンは微笑ましかったです。
もう神頼みしかない所まで突き詰めた結果だから、神さんも味方してくれたんでしょう。
(これは創作なのかなぁ)
案外JAXAには神棚があったり、ロケットにもお札が貼ってあるのかも知れません
私はもういいおっさんになってしまったけれど、しっかり夢中になっていい仕事が出来る
ように没頭し、燃焼したいと思いました。
ここに出て来た科学者・技術者さん達の幸せそうなことったら
せっかくこの映画に出会ったんだから、アヤカラナイトね
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