鶴瓶の家族に乾杯 ゲスト・藤井フミヤさん 香川県三豊市 (後編)
フミヤさんが2年前にプライベートで訪れた粟島の居心地の良さが忘れられず、粟島に
再び行きたい・・・と言う事で選ばれた粟島の旅の後編です。
鶴瓶さんはお隣の志士島に移動しました。
志士島は20人ほどの小さな島。島の方に会えるのかな?と心配になりましたけど、全然
心配無用でした。
早々に無口?と思われた寺下のおっちゃんと出会って、埋め墓の由来を聞きます。
『男はつらいよ』の撮影で来てるらしいのですが・・・そんなシーンが有ったかな?と
葛飾柴又で銀行員をしたご縁で、結構寅さん見てるんですけどね~。
当時はまだ渥美さんがご存命で、外回りの先輩から『今日は撮影に来てるよ~』とお客さ
んから言われた・・・なんて話しを聞きながら仕事をしてました。 あら?脱線してますね。
面倒見のいい寺下のおっちゃんに連れられて志士島最高齢の富子ちゃんに会いに行く
ところで、高島孝子ちゃん79歳に出会います 家族に乾杯の大ファンで、汗でびちゃ
びちゃになった鶴瓶さんの頭を愛おしそうに撫でる、撫でる
鶴瓶さんが恐縮して、手をハンカチで拭おうとするのですが、もったいないと笑う孝子ち
ゃん
富子ちゃんにも無事会いまして、道標に出ていた『大楠』のことを尋ねますと、あの楠を
見ないで帰せない・・・と言う事になりまして、ちょっとした登山を しながら、大楠に
会いに行きました。3年ぶりに登ったけど、鶴瓶さんと一緒だと全然しんどくないと言う
孝子ちゃんが可愛くて
『志士島の年寄りだけ見て帰ったらアカン。くすのきを見ての一言が聞きたいんじゃ』
可愛らしい地下足袋を履いてしっかり登ってました。もちろん鶴瓶さんも細心の注意を
払ってね。
途中で休憩を取りながら、家族に乾杯のゲストがフミヤさんだと知ると、会いたかった
と残念がる孝子ちゃんがまた良かった
そしていよいよ大楠とのご対面
日本一の大楠だと言われてましたが、まさしくご神木でした
幹の太さもさることながら、枝が島の大地を祓うようにほうぼうに伸びる姿が立派でした。
フミヤさんが抱きつけばいいのに・・・とスタジオで言ってましたが、出来なかったと鶴瓶
さんが言うのも判ります。この二人の発言がそれぞれ納得できる程に神々しいお姿でし
た。
さて、フミヤさんです。
2年前にお世話になった民宿『ぎんなん』さんをご訪問。
宮崎由美子さんが女将さん。
実家に帰ってきたみたいとくつろぐフミヤさんに、子供が素潜りで取ってきたサザエの
壺焼きを作ってくれました。
由美ちゃんも気どりがなく、もう身内と言うのか距離感の無さがとてもいいんですよ。
垣根が感じられないから『第二の故郷』になるんだなぁ~と感じました。
新しくした『オーシヤンビューのお風呂を見てよ』と笑う由美ちゃんが可愛くて。
可愛いと言うのか自然と言うのか。まだ数回しか会ってないのにこれだけ自然に振る舞
えるのは何だろう?と思いながら画面を眺めておりました。
粟島故郷劇団のおじいちゃんの舞い?を見て、前編の港で会った『えっちゃん』のところ
でぶいぶいのネコにも会いました。鶴瓶ネコは本当にそっくりで『仕込みかな』と思う程
の出来栄えでした。
『若い島民は出て行ってしまって、家に家族はいないけど、島中が家族だ』と言うのは
立派だと思いました。
何でも揃っている都会暮らしを求めて島を出るのもわかるけど、実は都会に無いコミニ
ティーが島にはちゃんと有るんですね。
だから島の方々が鶴瓶さんやフミヤさんと、昔からの友人・知人みたいな接し方をしてく
れる。鶴瓶さん、フミヤさんも全然垣根なく島の方々と触れ合えるからこその素敵な旅に
なるんですね。
鶴瓶さんもフミヤさんも好奇心と、島の方々にダイブするみたいに溶け込んでました。
いやいや凄い旅でした。
最後の島を離れる港のシーンでは、やはりテープを持っての連絡船の別れは悲しくなっ
てしまいますね。
『第二の故郷』の島民さんたちの姿がなんだかとても神々しく見えてしまってたところに
鶴瓶さんがなぜだか泣きだして、フミヤさんも貰い泣き。なんか分からんけど涙が出た
と言いあう二人を見ていて、お茶の間の私も貰い泣き
いやいや今回の家族に乾杯は良かったです。
粟島、志士島が良かったのかなぁ~。
誰もがフミヤさんや鶴瓶さんみたいな旅が出来る訳ではないと思うのですが、本当に
素敵な家族に乾杯でした。
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コメント
こんばんわ。『家に家族はいないけど、島中が家族だ』。若い人は力があるから皆さんの面倒を見るのがごく自然に行われている。。。いいですね。日本の原点がここにはまだ残っていますね。鶴瓶さんの涙も自然に。心がすっきりしました。
投稿: もりちゃん | 2013年9月16日 (月) 23時09分
厳密に言えば、フミヤさんもNHKメジャーリーグ放送のテーマソング歌ってるつながりですが、今回のようにほんとに思い入れのある旅であれば、番宣でもなんでもOKです。やっぱり一番大事なのはゲストが「心から」その場所に行きたいのか・興味あるのか・思い入れあるのかってことが今回再認識しました。
投稿: ようすけ | 2013年9月16日 (月) 23時18分
もりちゃんさん、コメントありがとうございます!
とても素敵な島でしたね。なるほど『日本の原点』でした。
あんな世の中に戻れないものでしょうかね。
老齢社会の問題は決してオカネの問題だけじゃないと思いました。
島のご老人方、幸せそうだったですもんね (^^)
投稿: リバー | 2013年9月17日 (火) 09時24分
ようすけさん、コメントありがとうございます!
おっしゃる通りで、今回は全然番宣感がありませんでした。フミヤさんのキャラと、島の方々のフミヤさんへの
接し方がとても自然でかつ、歓迎されてましたもんね。
『心から』その場所に行きたいのか、興味があるのか、思い入れがあるのか・・・その通りですね。
ゲストが旅の舞台に真摯に向き合うからこそ、現地の方々も心を開いてくれる。
今回の旅で感動出来たのはきっとそこなんでしょうね。
投稿: リバー | 2013年9月17日 (火) 09時31分