第46回日本女子オープンゴルフ選手権 最終日・・・
メジャータイトルの重さがひしひしと伝わって来る最終日でした。
3日目を終えて2位の菊地さんと5打の差があった宮里美香さん。
やっぱりアメリカで鍛えられているから強いなぁと思っておりました。
でも宮里さんは最終日に失速することがよくあるから大丈夫かな?と思っていたのであり
ますが、心配が現実のものとなり・・・。前半で貯金を吐き出してしまう展開に。
途中、菊地さんに首位を譲った時点では、もう緊張の糸が切れてしまったのかなと思いま
した。それに引き換えたんたんとプレーする菊地さん。解説の森口さんも菊地さんは宮里さ
んに胸を借りる立場。ショットに痺れは感じられない・・・と話していました。
ところが・・・まさかのパットのミス
佐伯三貴さんが+1で先にホールアウトしておりまして、もうちょっとでプレーオフやったの
に一歩届きませんでしたね~と森口さんも解説してました。
宮里さんと菊地さんがイイ所でバーディを取って、二人の優勝争いになったかと錯覚し
ましたからね。+1では優勝できないと誰もがそう思ったのではないでしょうか。
ところが・・・メジャーの重圧のせいかまさかの最終組のドタバタが始まって。
これは佐伯さんの+1でプレーオフかと思った時に、ここまでとてもいいプレーをしてい
たイ・ボミさんが18番ホールでまさかのミス。彼女は安定感があるからプレーオフにな
ったら強いかなと思っていたのですけどねぇ~。
最終組のバタバタは続いていたので、18番ホール(パー5)の第3打を打った時点では、も
しかしたらプレーオフも無しに佐伯さんが優勝するのかな?と思う展開になってしまいま
した。
18番ホール第3打は宮里さんはミスでピンに寄りませんでした。菊地さんがピンにつけた
ら佐伯さん、宮里さん、菊地さんのプレーオフだなぁ~と思っていたら菊地さんがいい所
につけまして・・・。ああ、これで3人のプレーオフだなぁ~、放送時間大丈夫かな?と思っ
たところに、まさかの宮里美香さんのスーパーパット。勝利の女神が最後まで頑張った
宮里さんに微笑んでしまいました。
宮里さんは会場の相模原ゴルフクラブにこてんぱんにやっつけられたので、プレーオフ
だと勝ち目は無いのかなと思わせる展開だっただけに、『え~、どうゆうこと?』と思って
しまう程の勝ち方でした。
菊地絵理香さん、佐伯三貴さん、森田理香子さん達が活躍してくれたおかげで凄い
試合展開になって、放送のNHKは大喜びだったのではないでしょうか。
宮里さんが最終日にあれだけ崩れた中でのかろうじてのメジャータイトルに涙したのも
なんとなくわかる気がしました。
でもファンの心理としたら、3日目までにあれだけぶっちぎっていたのであれば、日本の
女子ゴルフ界とアメリカで戦う自分との差を見せつけての堂々の優勝を期待してました。
今回のメジャータイトルの奪取で、出来れば最終日の崩れ癖を治してもらって、ぜひ
海外メジャーでぶっちぎって勝ってもらいたい。
最終日に崩れる展開はどうも深夜や早朝に応援している日本の視聴者にキツイですか
らね
宮里美香さんのファンだからこその叱咤激励です。
宮里さん、優勝おめでとうございました
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