« 鶴瓶の家族に乾杯 ゲスト・阿川佐和子さん 山口県下関市 (前編) | トップページ | 阪急京都線~前面展望~ »

経営者のモラル

阪急阪神ホテルズの社長さんがとうとう引責辞任に追い込まれてしまいました。

お客さんに不利益を負わせながら『誤表示』と言い続けた結果です。

不祥事の対処を誤ると、非常に厳しく世間から反発される。

みのもんたさんなんかも同様ですね。

初動が明らかに間違っていました。

みずほ銀行や東電なんかも初動を間違えていますが、この先どこに行くのでしょうか。

不祥事をどう分析し、それにどう対処するのかって事は慎重に考えなきゃダメで、身内に

甘い処分は厳に慎まなければなりません。

企業のモラルが生きていれば世間も納得するのでしょうが、企業のモラルが感じられない

不祥事には世間は過敏に反応する時代になっていると思います。

でもそれこそが実は民度の高さだと思います。

当たり前に平穏に暮らせるのは、実はお互いが高いモラルを維持しているからに他なら

ず、人を欺いて利潤を貪っては秩序が保てなくなってしまう。

不正が当たり前の世の中ならばそんなことは日常茶飯事なのかも知れませんが、日本

の民度が高まってきているからこその事態なんだと思います。

今では企業内不祥事なんかも刑事事件として取り扱われるようになって来ましたし、セ

クハラやパワハラなんて言うのも民度が上がって来たからこそ問われる問題なのだと

思います。

世の中の進歩以上に、自身のモラルを高めて行かなきゃならない世の中になっている

ことを、企業経営者さん達は自覚すべきなんだと思います。

(芸能人さん達も同様ですね)

もともと不祥事なんか起こすべきじゃないし、これだけ問題になってしまったら、ホテル

の『偽装』なんて問題は金額に置き直せば大した額じゃないと思います。

僅かな額に対して失ったモノはとてつもなく大きくて『倍返し』どころでは無くなってしまう

ものです。

しかも一瞬の出来事ではなく、これからも信用が回復されるまで影響が出続ける。

もしかすると社長の首だけの問題ではなく、企業存続の問題にまで波及するかも

知れません。

そんな世の中に生きていることを自覚して企業経営をして行かなければならない訳で、

これだけ世の中に教訓があるのに・・・未だ、おかしな対応をする企業があるって言うの

はどう言う事なんでしょうね。

不祥事が発生した時こそ、身を正して率先して世の中に語り、社会に対しての責任を

全うするのが経営者なんだと思うのですが・・・。

|

« 鶴瓶の家族に乾杯 ゲスト・阿川佐和子さん 山口県下関市 (前編) | トップページ | 阪急京都線~前面展望~ »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 経営者のモラル:

« 鶴瓶の家族に乾杯 ゲスト・阿川佐和子さん 山口県下関市 (前編) | トップページ | 阪急京都線~前面展望~ »