続・阪急阪神ホテルズ・・・
時間の経過とともにマスコミが阪急阪神ホテルズの対応を厳しくし始めました。
当初は『誤表示』だったのですが、今日の報道などを見ていると『偽装』に変わっています。
メニューへの表示を筆が滑ったと言うのはどう聞いても本件をホテルサイドは軽く考えて
いる気がしました。
本件に対し、社長が報酬の20%カット、他役員は10%カットすると発表されています。
ホテルの食事が世間一般と比べて高いのは・・・?
安全や味についてのクオリティをホテルの信用が担保していると認識して消費者は対価
を支払っているはずです。
ホテル側も重々それを認識しているはずで、長い年月それを積み上げて来たからこそ
『名門ホテル』と呼ばれているのではなかってのでしょうか。
今回の『誤表示』は、自ら信用に傷をつけたあってはならない行為だと私は思うのです
が、経営陣は微塵もそうは考えていないようです。
1つ1つのお料理の額で言えばたかだか数千円の話し。トータルでも1億円ちょっと・・・。
ちょっとしたミス・・・そんな認識なのかな。
雪印の例や赤福の例など信用失墜の結果どうなったのかを参考にしなかったのでしょ
うか。
当初の『誤表示』と言う発表から始って、ホテル側の発表がことごとく軽微なミスとして
取り扱ってしまっていますけれど、約七万人の消費者を欺いてしまった事を軽く考えて
いると大きな打撃を被るように思います。
今回の様な事態を収拾する力も『ホテルの信用・信頼』であって、明らかにその対応を
間違い続けていくと、太い太い大黒柱にもヒビが入ってしまうと言う危機感がないのか
な。
昨日も書きましたが、大阪・北摂地区に育った私にとっては『阪急』こそが大阪随一の
ブランドだと思っていました。
自ら招いた失態をどう収拾するのか・・・。
阪急さんの腕の見せ所の様な気がするんだけど・・・。
やっぱりな、さすが『阪急』 と思える対処をしてくれないものでしょうか。
『失態』を起こさないのが一番ですが、やってしまったのならばそれをどう考え、どう
対処するのか?
事態の早期収拾と、対処如何によっては信用を維持させるどころか、さすが阪急と思わ
れる対処方法だってあったはずです。
失敗はチャンスの裏返し・・・。真っ正面から失敗を受け止めないと禍根を残しますよ。
ガンバレ、阪急阪神ホテルズさん。。。
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