自動車の税金・・・
軽自動車の税金を上げようとか、旧型の燃費の悪い車の自動車重量税を上げて、環境
性能に優れているエコカーは減税しようなどと盛んにアドバルーンを上げて反発がどれ
くらいあるのか、与党税務調査会なるモノが世間を伺っているように見えます。
消費税が上がって自動車の販売台数が落ち込むのを下支えしたいらしいのですが、
メーカーを護る意識よりもなぜ消費者を護ろうと思わないのでしょうかね。
都心部で電車やバスがひっきりなしにやって来るところならいざ知らず、数時間に一本
しか公共の乗り物が来ない所では軽自動車は必須の乗り物で、公共の乗り物に入って
いる補助金の恩恵なんてモノも受けたくても受けられない地域ってモノが広くあります。
『環境』を手玉にとってエコカーへの買い替えを唱える方々は、長く旧型車を大切に乗り
続ける事と、エコカーに買い替えをすることのどちらがエコかしっかり検討して公表して
もらいたい。
燃費が…と言われますが、その分ガソリン税で旧型車と言われる車に乗っている方は
応分以上の税金は支払っているはずでしょう。
たばこ税だって、目の敵にされている程に健康被害がないと言う調査もあります。
なにか弱いモノ、責められるべきモノが見つかればヒステリックに責め立てる方式で
課税を強化して行くやり方と言うのはあまり賢くないのではないかと思います。
どうも日本と言う国のかじ取りが、姑息な手法で少しずつ変えられ弱者を叩く式の勢い
が増しているのではないか。
生活の足として軽自動車が地方の足を支えていると言うならば、その分の手をどう差し
伸べるのかを検討したら良いと思うし、『環境』を軸に採るのであれば古いモノを大切に
している方にはむしろ自動車重量税は減税しながら、ガソリン税を多めに払ってもらえば
良い。お役人が健康や環境を唱える時は、なんだかおかしな事が多いです。
そう言う余計な心配こそ、消費者自身が自己判断で対処するので、もっと真正直な仕事
をするべきでは・・・と思います。
お役人だけじゃなくて、センセイと言われる方々だって同じですね。
手が足りていない、眼が行き届かないことが多いのに、余計なことまで考えなくていい
よ・・・と言う事ですわ。
本格的な見直しならばいざしらず、こんな小手先のお話ばかりがゴロゴロと出てくる事
で気が滅入ると言う事だってありますよね。
景気の足を引っ張りなさんな・・・。
本当にそう思います。
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